2016/04/08
hiro1439
2015/12/29 更新
一般的に食前酒として知られるキールですが、とても有名なカクテルのため、バリエーションも、非常にたくさんあることをご存知でしたか?いずれも赤くて美しいカクテルばかりです。今回はこのキールの作り方とその豊富なバリエーションについてご紹介します♪
少し甘口で飲みやすいキールは、女性にも人気の高いカクテルですよね。でもキールとはどんなカクテルなのでしょうか。調べてみました。
キールのレシピは、少量のカシスリキュールに白ワインで割って作るカクテルです。
味わいとしては、カシスリキュールが少なめに入っているため
辛口の白ワインがほぼ味わいの中心となりさっぱりとした口当たりです。
キールのアルコール度数は、約10~14度くらいです。
白ワインを使ったカクテルの中で、キールは代表的なカクテルです。一般的には、食前酒向けのカクテルとして好まれています。
キールに使う白ワインは、主に辛口のものをを使用します。
キールと名の付くカクテルは、いつから飲まれているのでしょうか。ここでは、キール誕生の歴史についてご紹介します。
このキールのカクテルが生まれたのは1945年です。
「キール」というカクテルが命名された由来は、
フランスのディジョン市で市長を務めていた
キャノン・フェリックス・キール氏の名が由来となっています。
ワインと言えばフランスが名産地として有名ですが、
そのフランスに位置するブルゴーニュ地方の特産で
ぶどう品種の「アリゴテ」で造られた白ワインをPRし普及させるために、
キール市長が地元産の甘口リキュールである「クレームドカシス」と
「アリゴテ」の辛口白ワインを混ぜて作ったカクテルを考案しました。
キールは最初は地元産のお酒を宣伝するために、考え出されたカクテルなのですね。
キールの作り方はとっても簡単。カクテルだからと身構える必要なありません。では、その手順を見てみましょう。
キールにはバリエーションが豊富にあります。どのカクテルもキールと同じように、簡単に作ることができます。ぜひ、お好みのカクテルを見つけてみてください。
キール・ロワイヤル
スパークリング・ワイン ------------------- 4/5
クレーム・ド・カシス ---------------------- 1/5
スパークリング・ワインにクレーム・ド・カシスを加える事により、ワインの豊かな風味を引き立てると共にほどよい甘さの甘酸っぱいテイスト、炭酸のサッパリとした口当たりのアックテルに仕上げています。
キールの白ワインをスパークリングワインに変えて作っているのが、キール・ロワイヤルなのです。程よい炭酸は食欲も高めてくれますよね。
Kir Imperial
フランボワーズ 20 ml.
シャンパン 80 ml.
キール・ロワイヤルのカシスをフランボワーズ(木イチゴ)のリキュールに変えて、作るカクテルです。インペリアルとは「皇帝」を言う意味。王室にふさわしい(ロワイヤル)に対抗するように、皇帝にふさわしいと名づけられた豪華なカクテルなのですね。
キール・カーディナルを紹介します!
赤ワイン(ボジョレー推奨)9/10~8/10
カシス・リキュール(クレーム・ド・カシス推奨)1/10~2/10
“カーディナル”は、“枢機卿”という意味。カクテルの赤い色を、カトリックの高位聖職者が身にまとう赤いケープを見立ててつけられた。オリジナルレシピでは、ベースの赤ワインはブルゴーニュ地方・ボジョレー地区産のものを使う。
キールの白ワインを赤ワインに変えて、作るカクテルです。より赤みの深いカクテルとなります。ワインは赤が好きという方におすすめですね♪
ブルトン=ブルターニュ風。つまり、白ワインをシードル(アップルワイン)に変更したカクテルです。
白ワインに比べアルコールが低めのシードルですので、
通常のキールより飲みやすいカクテルです。
フォー・キールとは偽物のキールという意味を持つ、ノンアルコールのカクテルです。材料もキールとは全く違いますが、その色合いや雰囲気など、アルコールを飲めない時にはカクテルの気分だけでも楽しめるドリンクです。
いかがでしたか?
キールのバリエーションのカクテルは、いずれもキールと同様に、材料をグラスに注ぐだけで出来るものですし、基本の材料は2つだけと、揃えやすく、気軽に楽しめますよね。見た目にも華やかで心が弾みます。是非、お好みのキールのカクテルを見つけて、楽しんでみてください♪
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局