2016/04/08
hiro1439
2016/05/21 更新
飲み残してしまった赤ワインの使い道に困っている方も多いのではないでしょうか? ほとんどの方が「料理酒」として再利用していると思うのですが、そんな方々におすすめしたいのが赤ワインを使ったカクテルです。ご自宅でも手軽に作れるカクテルを中心にご紹介します。
赤ワインを作るためのブドウを『黒ブドウ』、白ワインを作るためのブドウを『白ブドウ』と呼びます。
黒ブドウ
赤ブドウとは呼びません。
白ブドウ
緑ブドウとは呼びません。
赤ワインを作る時は、まず収穫した黒ブドウをグチャグチャに潰します。
皮や種も一緒に発酵タンクに移し、ゆっくり発酵させていきます。
そうやって漬け込んでいる間に黒ブドウの皮から色素が溶け出します。
だから赤ワインは赤いんです。
逆に黒ブドウの果肉は透明なので、漬け込む前に果汁として絞ってしまえば「白ワイン」を作ることもできます。(例外で果肉も赤いブドウもあります。)
もちろん白ブドウから赤ワインは作れません。
フルボトルで1本1000円程度の安価な赤ワインで充分です。
高級な赤ワインをカクテルに使うのは勿体ないですし、そういった赤ワインを飲み残したとしても、しっかり封をしておけば常温で3日~1週間は美味しく頂けます。
赤ワインを使ったカクテルは、飲み残した安価な赤ワインをリサイクルするようなものだとお考えください。
それでも残ってしまったら「料理酒」に使いましょう。
では早速、赤ワインを使ったカクテルをご紹介していこうと思います。
ワイン クーラー
氷を入れたグラスに(できればクラッシュ アイスで)
赤ワインとオレンジジュースを1:1
グレナデン シロップとホワイト キュラソーをお好みで
グレナデン シロップやホワイト キュラソーを自宅に用意しておくのは難しいと思いますので、省略してしまっても構いません。
要は赤ワインをオレンジ ジュースで割るだけの簡単カクテルです。
白ワインで作っても美味しいカクテルです。
キティ
氷を入れたグラスに
赤ワインとジンジャーエールを1:1
赤ワインをジンジャーエールで割るだけの簡単カクテルです。
赤ワインの量はお好みで調節してください。
白ワインで作ると「オペレーター」というカクテルになります。
アメリカン レモネード
グラスにレモン果汁とガム シロップと水を注いでレモン水を作る
氷を加えて赤ワインを静かに注ぐ
水ではなくソーダで作るのもおすすめです。
その時は市販のレモン風味の炭酸飲料を使うと便利です。
赤ワインの量はお好みで調節してください。
カリモーチョ
氷を入れたグラスに
赤ワインとコーラを1:1
赤ワインをコーラで割るだけの簡単カクテルです。
最近は大手チェーンの居酒屋などでも見かけるようになったカクテルです。
スペイン発祥のカクテルで、そのまま飲んでも美味しくない低品質の赤ワインを、何とかして美味しく飲もうと考案されたそうです。
カーディナル
カシス リキュールを赤ワインで割るだけ
赤ワインは常温で飲むものなので、このカクテルも正式レシピは常温です。
でも冷えていた方が美味しいと思いますので、そんな時は氷を入れてしまって構いません。
白ワインで作ると「キール」、シャンパンで作ると「キール ロワイヤル」というカクテルになります。
サングリア
赤ワインにお好みのフルーツをカットして漬け込むだけ
お好みでシナモンやクローブで香り付け
暑い季節にぴったりのスペイン発祥のカクテルです。
漬け込んだフルーツも一緒に食べながらグビグビ飲めてしまいます。
白ワインで作ってもすごく美味しいので、ぜひ一度お試しください。
ホット ワイン
赤ワインにスパイス(ナツメグ、シナモン、クローブなど)、フルーツ(レモンやオレンジなど)、砂糖(ハチミツでも)を加えて温めるだけ
だいぶ日本でも知名度が上がってきた冬のカクテルです。
最近はスーパーなどでも温めるだけでOKな既製品も売っていますので、レンジでチンするだけで簡単に楽しめます。
いかがでしたでしょうか?
飲み残してしまった赤ワインの再利用の方法として、カクテルにして飲むという提案をさせていただきました。
ご自宅でも簡単に作れるカクテルに絞ったつもりです。
料理酒にしてしまう前に、もう一度赤ワインをカクテルにして楽しんでみてください。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局