今夜ウイスキーが飲みたくなる!山崎ウイスキーの魅力を教えます。
2016/05/26
m_okm
2016/01/23 更新
日本が世界に誇るウイスキー、「白州」を知っていますか?そう、「白州」ブランドのウイスキーは今や、世界でも評価の高いウイスキーの1つなんです。山梨県の白州町にあるサントリーの蒸留所で作られているシングルモルトウイスキー、白州。その魅力についてご紹介します。
ウイスキー「白州」が製造されている蒸留所は、、山梨県北杜市白州町鳥原(とりばら)にあります。
【白州蒸留所遠景】
南アルプスにある、森に囲まれた白州蒸留所。
ここは、サントリーウイスキー誕生50周年を記念し、「森林公園工場」のコンセプトのもと、1973年に作られました。
(発酵用の木桶には、”森の乳酸菌”が棲むという)
ところで、シングルモルトウイスキーというのは、モルト(大麦麦芽)だけを原料として作られていて、1箇所の蒸留所だけで作られたウイスキー(他の蒸留所のウイスキーとブレンドされていないもの)のことを言うんですね。
“SINCE 1973 YEAR”
だから、「白州」のボトルにも”SINCE 1973 YEAR"のラベルがついています。
白州蒸留所の歴史は、そのままウイスキー「白州」の歴史という訳です。
【森の貯蔵庫】
蒸留された後のウイスキーの貯蔵や熟成も、全て森の中で行われています。
- 天然水の森 -
ウイスキー作りに使われている水は、森の中を流れている、南アルプス・駒ヶ岳の雪解け水。
日本名水百選に選ばれている尾白川も、そのひとつです。
こうして出来上がったウイスキー「白州」は、だから、森の香りがするウイスキーと言われています。
ボトルいっぱいに日本の森が詰まったウイスキーなんですね。
それでは、そんなウイスキー「白州」の、気になるラインナップをご紹介。
いわゆる”ノンエイジ”の白州です。
一般に主力で売られているものになります。
シングルモルト白州をグラスに注ぐと、甘く柔らかいスモーキーフレーバーに新緑のような香り、青リンゴのようなフルーティさがあり、とても爽やかな印象で包み込む。
その香りについてWeb上で評判を探してみたところ、こんなコメントが見つかりました。
「白州」には現在、他に、12年・18年・25年熟成のものが販売されています。
これは「白州」12年になります。
飲み込むと、刺激の後、余韻に甘さとウッディさ、最後にスモーキーさ、甘いバニラ、ミントの爽やかさ。この長く、刺激と清涼感のある余韻もおいしい。
全体を覆うこの透明感あふれる爽やかさは良い。
白州12年についてWeb上で見つけたレビューはこちら。
18年や25年となると、もうすっかり高級酒ですね。
普段飲みには、ちょっともったいないかも・・・?
このグレードになると、海外のコンペティションでも数々の賞を受賞している逸品となります。
甘さが強い味わいです。辛さは弱くほんのりとした辛さです。後味にさわやかな木の香りがあります。シングルモルトは一般的には辛さが強いイメージがありますが、こちらは辛さは強くありません。
(白州18年のレビュー)
グラスから香るのは、甘くすっきり、うっとりする森の香り。土の香り。風呂を沸かす薪の炎。レモンと白い花。光が降り注ぎ柔らかなふかふかの土を照らし、ゆったりとした散歩をしている。
(白州25年のレビュー)
レビューを読んでいるだけでも美味しそうで、つい、うっとりしちゃいませんか?
ちなみにこうした白州の年代物は、他のウイスキーと比べてやや甘みがあり、繊細な味わいだと言われています。
ピートの煙を強めに焚いて作られたスモーキータイプの原酒だけを厳選して作られたのが、限定品のヘビリーピーテッド。
強めのピート感だが白州の特徴のクリーミーさ、バーボンカスク由来の甘さがあるためにまろやかにまとまっている。麦、若いシトラス。
樽の香りが広がってまろやかでコクがある。心地がよく長い余韻。
(ヘビリーピーテッドのレビュー)
シェリーカスクというのは、熟成に特別の樽を使ったウイスキーです。
どんな樽かというと、まず材質が決まっていて、スパニッシュ・オーク(学名クエルカス・ローブル)できているもの。そして更に、シェリー酒の熟成に一度使用された樽でなければなりません。
こうした樽で寝かせたウイスキーのことをシェリーカスクと言うんですね。
白州にもシェリーカスクがあり、毎年、数量限定で販売されています。
濃厚で甘くビターなシェリー香、プルーンやチェリーのシロップ漬け、ほのかに焦がしたカラメル。湿った木、腐葉土、油脂を思わせる独特なクセ。硫黄感は無く、樽香主体。
(シェリーカスクのレビュー)
さて、ラインナップをご紹介した後は、白州ウイスキーが美味しく飲める、おススメの飲み方をご紹介します☆
定番から行ってみたいと思います。
森香るハイボール
材料
白州ウイスキー
ソーダ水
氷
生ミントの葉
分量はお好みで
まずは何と言っても、コレ。
爽やかな「森香るハイボール」、是非お試しください。
この、白州ウイスキーを使った「森香るハイボール」、作り方動画もありますよ。
サントリーシングルモルトウイスキー 白州『森香るハイボールのつくりかた』 1分10秒 サントリー
そしてこちら。これは特に夏の暑い時おススメのレシピです。
夏は絶対コレ! 冷凍(?)ハイボール レシピ・作り方
材料
ウィスキー 20グラム(お好みで)
柚子茶(柚子ジャム) 30グラム(お好みで)
炭酸水 適量
氷 お好みで適量
ここにレモン・ライム・すだちなどをギュッと絞って入れれば、のどごしの爽やかさは最高のはす!
時間をかけて熟成されたウイスキーを飲む時に、ハイボールはもったいない・・・という方、こんな飲み方はいかがでしょうか。
白州の水割り OK Twist
材料
白州12年熟成 (HAKUSHU 12yo)
あぶったオレンジピール(果皮) 少々
ミントの葉 少々
水(軟水)
ウイスキーと水の割合はお好みで
オレンジピールとミントの葉が良いアクセントに。
白州に込められている、”森のエッセンス”と響き合います。
シングルモルトウイスキーを味わう時には、こんな方法もおススメ。
トワイスアップ
材料
白州ウイスキー
(お好きな白州のヴィンテージものでも)
水(あえて常温で)
1:1で割ります
ウイスキーの香りを楽しむ飲み方です。
日本酒だって、冬は熱燗が恋しいもの。ウイスキーもホットでどうぞ。
基本のホット・ウイスキー
材料
白州ウイスキー
(またはお好みの「白州」熟成もの)
80℃ぐらいのお湯 ウイスキーの2~3倍量
(お好みで)
レモン、ハーブ(ミントなど)、シナモン、クローブなど 少量
温めたウイスキーには、ハーブやスパイスが合うんです。
とはいえ、なんと言っても・・・。
「白州」12年・18年・25年や、シェリーカスクなどを飲む時は、あるいはストレートが一番なのかもしれません。
良いウイスキーをストレートでゆっくりと。これぞ、大人の飲み方です。
ここでちょっと、水のお話も。
「南アルプスの天然水」
サントリーの飲料水と言えば、「南アルプスの天然水」ですよね?!
このミネラルウォーター、実は白州蒸留所内の工場でボトリングされている水なんです。
ウイスキーを割る場合は、そのウイスキーを作る時に使った水で割るのが一番だと言われています。
つまり、白州を割る時には、これを使うのが一番美味しいんです!
-南アルプスの天然水-スパークリング-
森香るハイボールに使うソーダ水なら、同じシリーズのスパークリングタイプが一番!、かもしれませんね。
それでは次に、白州ウイスキー、特にハイボールに合う、おつまみレシピも少しご紹介しましょう。
スペアリブ (4人分)
(材料)
スペアリブ 800g
※漬け汁
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ2
サラダ油 大さじ4
にんにく 1かけ
しょうが 1かけ
赤唐辛子 2本
※ソース
トマトケチャップ 大さじ8
ウスターソース 大さじ1
レモン汁 大さじ1
他にスモークチキンやフランクソーセージなども、ハイボールには合うのではないでしょうか。
カッテージチーズサラダ・レシピ・作り方 (30人分)
(材料)
カッテージチーズ 300g
ルッコラ 2束
トマト 5個
市販千切り野菜 30人前
市販ドレッシング 1本
パーティーの時にどうぞ。
手作りカッテージで作ったら、きっと美味しいですね!
お手軽簡単クレームブリュレ
(材料)
卵黄 2個分
生クリーム 1パック
お砂糖 大さじ1~2
意外に思われるかもしれませんが、白州18年とクレームブリュレは、とても合うのだそうです。
実は、白州シングルモルトウイスキーのふるさと・白州蒸留所は、見学も可能になっています。
テレビ番組「マッサン」で有名になった、あの「スチルポット」が、見学できちゃうんです。
おつまみやグラスなどを始め、「白州」オリジナルグッズを多数揃えたショップもあります。
さらに敷地内には、有料ですが、ここでしか味わえないウイスキーの試飲などもできるBAR「白州」も。
森の中のウイスキーの里を訪ねてみるのも、きっと素敵な体験になりそうですね。
さて、ここまで読んで下さった皆様。あなたはもうすっかり、ウイスキー「白州」の通です♪
次の飲み会ではハイボールを片手に、森のウイスキーについてウンチクを傾けてみちゃってはいかがでしょうか。
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