今夜ウイスキーが飲みたくなる!山崎ウイスキーの魅力を教えます。
2016/05/26
m_okm
2015/12/23 更新
とりあえず生ビールで騒ぎたい!そんな夜もいいと思います。しかし、そろそろ大人の嗜みとして「ウイスキー」の楽しみ方、知りたくありませんか?今回は山梨県北杜市白州町にあるサントリーウイスキー工場、『白州蒸留所』でウイスキーの楽しみ方を紹介しちゃいます♪
サントリーのウイスキー「白州」はここで出来ている【サントリー白州蒸留所】
こちらでウイスキー「白州」の麦芽の仕込みや発酵、蒸留などの過程を行っています。
白州蒸留所ツアーの様子
SUNTORY公式ホームページより。
前半は森の蒸溜所「白州蒸溜所」ならではのモルトウイスキーを生み出すつくり手のこだわりに触れ、後半はシングルモルトウイスキー「白州」の構成原酒(非売品)をテイスティングいただくことで、シングルモルトウイスキー「白州」を存分に体感いただくツアーです。
現在こちらのツアーは、要予約となっています。
南アルプスの天然水をマザーウォーターに、
豊かな自然に囲まれた世界でも珍しい「森の蒸溜所」でつくられたウイスキー。
ほのかなスモーキーさを感じさせつつ、あくまで爽やかな味と香りは、
本格的なシングルモルトを欲する人から、
はじめてウイスキーを飲む人にまで広く愉しんでいただいています。
ウイスキー「白州」に使用している水「サントリー天然水 南アルプス白州工場」の見学(無料)もあわせて参加する事も出来ます!
ウイスキー製造工程①【仕込槽】
甘い香りがすると思ったら…大きなタンクが!
まずは原料となる「麦芽」を粉砕します。
お湯を加えて「仕込槽」へ。
この工程を経て麦芽のデンプン質が糖質に変化して「麦汁」となります。
ウイスキー製造工程②【発酵槽】
次の工程へ進むにつれて…強烈なお酒の匂いが!
工程①で出来た「麦汁」に「酵母」を加えて醸造する工程です。
白州ではこだわりの木桶を使用した「発酵槽」で醸造します。
樽の中でシュワシュワと発酵している様子が生で見られます!
発酵工程で木桶発酵槽を使用している事により、ウイスキー「白州」のフルーティーな香りとクリーミーなコクが味わえるんです。
ウイスキー製造工程③【蒸留釜】
工程②で出来た「発酵麦汁」は次にこの蒸溜釜(ポットスチル)でアルコールや香味成分を取り出す蒸留工程にうつります。
簡単に説明すると、「発酵麦汁(もろみ)」を加熱し分離させ、冷却器で冷やして液体に戻して濃縮する工程です。
ここで様々な原酒のつくり分けの為、複数の形の異なる蒸留釜(ポットスチル)に分けられて二度、蒸溜されます。
ここで出来上がった液体が「ニューポット」といい、ウイスキーが出来上がる上でとても重要な工程となります。
ウイスキー製造工程④【貯蔵庫】
ウイスキーの香りが充満している空間!
工程③で出来た「ニューポット」を樽に貯蔵し、何年も熟成させます。
樽にはシェリーやバーボンなどの他のお酒が作られた樽、ポワイトオークやミズナラなどの木の種類の違う樽、バレルやパンチョンなど形の違う樽があります。
貯蔵する樽の種類によって味わいが異なります。
ウイスキー製造工程を見学していると…工場内の香りに…
やっぱり飲みたくなりますよね!
という事で最後に試飲会が準備されています。
ウイスキー講座開催!
先ずは軟水(南アルプスの天然水)と硬水を飲み比べます。
ウイスキーにとって大事な「水」の違いを楽しみます。
次に基本的なハイボールの作り方を教えてくれます。
続いてビデオで講習を受けながら一緒にテイスティングをします。
プロの説明があると、違いも分かり易くて勉強になります。
ウイスキーに良く合うマリアージュもついてきます!
最後は準備してくれているお菓子と合わせてウイスキーとのマリアージュ(相性の良い組み合わせ)を楽しみます!
このマリアージュは時期によって変わるらしいので、お楽しみに♪
飲酒出来ない方!安心してください!
運転手は入口で「ハンドルキーパー」の札を渡され、それを首からかける義務があります。
もちろん飲酒禁止になります。
が、安心して下さい!「なっちゃんオレンジ」や「伊右衛門」がありますよ!
工場見学をしていると忘れてしまうのですが、サントリーさんはジュースも販売していたんですね♪
「白州」オリジナルショットグラスのお土産があります!
ツアーに参加した方にはもれなく!「白州」オリジナルショットグラスのお土産がいただけます。
家でもゆっくりウイスキーを楽しめる嬉しいお土産♪
ぜひ使ってください!
ここでウイスキー講座で現時点で試飲出来るウイスキーの特徴を紹介します。
白州ノーエイジ
若くい文荒い辛さが少ないため、ストレートでも飲みやすく、美味しく飲めます。
白州蒸溜所が持つ多彩な原酒の中から、ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜き、生まれたシングルモルト。森の若葉のようにみずみずしく、ほのかにスモーキーフレーバーを備えたモルトと、複雑さと奥行きを加える様々な原酒が重なりあって生まれた新たな個性。フレッシュな香り、爽やかで軽快なキレのよい味わい。
製品の特長
森の若葉のようにみずみずしくフレッシュな香り、爽やかで軽快なキレのよい味わい。
色:明るい黄金色
香り:すだち、ミント
味:軽快で爽やかな口あたり、ほのかな酸味を感じるすっきりさ
フィニッシュ:かすかなスモーキー、ほのかな甘み、すっきりとしたキレ
製品情報
容量 アルコール度数 価格
レギュラー 700ml 43度 4,200円
ベビー 180ml 43度 1,140円
白州12年
とても薫り高くて、こちらも飲みやく癖になるウイスキーです。
森の薫りがします!
1994年に発売。森の蒸溜所「白州」で生まれた酒齢12年以上のモルト原酒を吟味したシングルモルトウイスキー。甘く柔らかいスモーキーに新緑の香り、爽快な果実香が漂う。フルーティでコクがあり、後味はキレがよい。
製品の特長
爽やかな新緑の香りと果実香に、甘く柔らかなスモーキーさが漂う。フルーティでコクがあり、キレの良い味わい。
色:明るい黄金色
香り:若葉、青りんご、ジャスミン
味:ふっくらとした甘み、クリーンな味わい
フィニッシュ:甘く柔らかなスモーキーさ、キレがよい
製品情報
容量 アルコール度数 価格
レギュラー 700ml 43度 8,500円
ミニチュア瓶 50ml 43度 730円
白州18年
18年ものとなると、明らかに香りから全てが違います。
お高いものなので、ここで18年熟成させるとどんな香りになるのか経験出来るのは貴重です!
酒齢18年以上の長期熟成モルトならではの爽快で深い香りは熟した果実、ほのかなスモーキー。複雑なコクと甘み、馥郁とした樽香が見事に調和。スモーキーの余韻も心地よい。
製品の特長
爽快さはそのままに、長期熟成モルトならではの深い味と香り。複雑なコクと甘み、豊かな樽香が見事に調和。かすかなスモーキーさを含んだ余韻も心地よい。
色:濃い黄金色
香り:メロン、マンゴー、ミルクキャラメル、ほのかにスモーキー
味:はちみつのような甘さ、甘酸っぱさ
フィニッシュ:熟した果実香、スモーキーで心地よい余韻
製品情報
容量 アルコール度数 価格
レギュラー 700ml 43度 25,000円
BAR白州
かつて文豪たちも通った銀座の老舗バー「うさぎ」から譲り受けたカウンターを使用していると言う『BAR白州』。
なんと1杯(15ml)100円から『白州10年』や『山崎10年』も飲めます。
また、蒸溜所限定の「ニューポット(ウイスキー製造工程③【蒸留釜】で出来たもの)」がまだ樽に入る前に飲めたり、樽出しの「構成原酒」も飲む事が出来ます。
「山崎18年」は500円、「白州25年」は2300円で飲むことが出来、こんなチャンスはありません。
思う存分薫りの違いを楽しんでください。
何種類もの高級ウイスキーの飲み比べ♪
BARの方も丁寧に説明してくださいます。
くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね!
マッサンでも出てきました!
朝ドラ『マッサン』でも撮影していた、ポートワインのポスターも貼ってあります。
当時としては衝撃的だったようですね。
さて。この記事を飲んだ…読んだあなた!
今すぐ美味しいウイスキーの薫りを体験したくなったのではないでしょうか!
もちろん、ウイスキーだけではなくサントリーの歴史も楽しむ事が出来ますよ。
観光地選びに迷ったら…ウイスキーの事を勉強してみたくなったら…白州を訪れてみてください♪
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