2016/04/08
hiro1439
2016/04/12 更新
バーでカクテルなんて素敵ですよね?バーには行きたいけど、何となく気後れしちゃう・・・そんな方、ホワイトレディを覚えて、ぜひオシャレしてバーに行ってみては?これからの季節、すっきりさわやか、ちょっぴり強めのカクテル、ホワイトレディをお楽しみください。
カクテルと言うと、すっかりお馴染みのアルコールです。
カクテルとは、2種類以上のアルコールまたはソフトドリンクを混ぜ合わせた飲み物です。
つまりカクテル=「酒+何か」ということです。
原始的なカクテルは遥か昔、古代ローマ、古代ギリシャや古代エジプトの時代までさかのぼります。それから長い年月が流れ、今では世界中には2万~3万種類ものカクテルレシピが存在するそうです。その中から、素敵な名前をもつカクテル、ホワイトレディを紹介します。
ホワイトレディとは「白い貴婦人」という意味。何とも格式高そうな名前が付けられています。いったい誰がいつ考えたカクテルなのでしょうか?
ホワイトレディ・・名前の由来はいくつかあるようですが、その中のひとつにホワイトレディは、ヴィクトリア女王にささげたカクテル。という説があります。ヴィクトリア女王と言えば、初めてウェディングドレスに白を用いた女王です。白いウェディングドレス・・ホワイトレディ・・なんともロマンティックなつながりに思えます。
ホワイトレディの考案については、有力な説として2つあるようです。
ホワイト・レディ
1919年に、当時ヨーロッパで一番ファッショナブルなナイトスポットと呼ばれていたロンドンの”シローズ・クラブ”で、名バーテンダー、ハリー・マッケンホルン氏が考案したカクテル。もともとはドライジンではなく、ペパーミントリキュールがベースであった。ハリーがパリに移ったあと、ベースをドライジンにかえ、このカクテルが広く愛飲されるようになった。
サボイ・ホテル (Savoy Hotel) にあるアメリカン・バー (the American Bar) によると、ハリー・クラドック (Harry Craddock) が1920年代に作ったとされている
ハリー・マッケンホルン、ハリークラドック 2人とも現在のカクテルの世界の基礎を築き上げてきた有名な人物です。
ホワイトレディは、ショートタイプのカクテルグラスでいただきます。ホワイトレディという名の通り、きれいな白いカクテルです。何とも清楚で可憐な印象ですよね。気になるそのお味は、甘すぎず、ちょっぴり酸味が効いていて、そのバランスが絶妙のカクテルです。そして、ちょっときつめのアルコールがその味にキリッとアクセントをつけています。アルコール度数は25度以上と高めなので、飲み過ぎには要注意ですね。
カクテルにはそれぞれのタイプに合ったグラスを使用します。
ホワイトレディに使用するのはショートタイプのカクテルグラスです。ショートタイプのカクテルは冷たいうちに飲みきるのがおいしい飲み方と言われています。カクテルグラスの中でキラキラ輝くカクテル。カクテルはいろいろな演出も楽しみの一つですよね。ホワイトレディの綺麗な白と、その凛とした味に自然と背筋がすっと伸びそうですね。
ホワイトレディ
材料(ドライジン・ホワイトキュラソー・レモンジュース)とカクテルグラスを良く冷やしておきます。
ドライジン・・30ml
ホワイト・キュラソー・・15ml
レモン・ジュース・・15ml
と氷をシェーカーに詰めて振ります。
ホワイトレディの出来上がり!
ドライ・ジンをブランデーに変えると、サイドカーになります。
材料
ブランデー・・・ 30ml
ホワイト・キュラソー・・・ 15ml
レモン・ジュース ・・・15m
ドライ・ジンをラムに変えると、XYZになります。
材料
ホワイトラム・・・40ml
ホワイトキュラソー・・・10ml
レモンジュース・・・10ml
ドライ・ジンをウォッカに変えると、バラライカになります。
材料
ウォッカ・・・30ml
ホワイトキュラソー・・・15ml
レモンジュース・・・15ml
ホワイトレディは魅力的なカクテルですね。ぜひ、バーに行ってホワイトレディをオーダーしてみましょう!バーに行くのはちょっとドキドキしちゃう方、バーでのマナーをご紹介します。
バーと言えば、カウンターですよね。カウンターに座るとなると、やはり2.3名が一番スマートでしょうか?大声でなくても会話ができる人数というのは、大切なポイントですね。もちろん1人で、静かに、というのも素敵です。
バーには本格的なところと、カジュアルなところとあります。訪ねるお店のタイプによって服装も変わるようです。特にホテルのメインバーでは、男性はネクタイあるいは、ジャケット着用、女性もそれなりの服装というのが暗黙の了解のようです。そして何より一番大切なのは、清潔感があるということです。お店に行ってから、場違いだったと、恥ずかしくならないためにも事前の下調べは必要かもしれませんね。
さて、いよいよ飲み物をオーダーします。バーにはメニューがないお店もあるようです。もし何を頼めばいいか悩んだら、最初の1杯目はハイボールやジントニックなどでそのお店を知ることができます。そして、ぜひホワイトレディも挑戦してみて下さい。ホワイトレディのようにショートグラスと呼ばれるカクテルは冷えたまま飲みきるのがポイントです。
英ドリンク・インターナショナルが毎年行う世界中のビール・バーをランク付けする「ワールド・ベスト・バー」というランキングがあります。バー ハイ・ファイブは2015年度のランキングでなんと世界13位に選ばれました。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?バー ハイ・ファイブのホワイトレディ、、飲んでみたいですよね。
住所:東京都中央区銀座5-4-15 エフローレギンザ5ビル B1F
電話:03-3571-5815
IBA国際大会でチャンピオンになった山田高史さんが、オーナーバーテンダーのお店です。
〒231-0041
横浜市中区吉田町2-7 VALS吉田町1F
電話/FAX番号045-243-1673
季節は春を迎え、お出かけしやすい季節になりましたね。カジュアルにカクテルホームパーティも賑やかで楽しいですが、たまには少しおしゃれして本格バーでカクテル、いかがですか?
バーというと、店内の様子があまり見えなかったり、隠れ家的な場所も多く、少々緊張してしまうと思いますが、勇気を出してドアを開ければ、その奥には居心地の良い空間が広がっているはず・・・今回紹介したホワイトレディも、その由来などを知ると、より一層味に深みが感じられそうですね。ホワイトレディ・・白い貴婦人・・・すっきりした味わいはきっとあなたを素敵なレディにしてくれるでしょう。今夜はちょっとオシャレして本格バーでぜひ、ホワイトレディを。
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