2016/02/17
ヨッシーな
2016/02/10 更新
「マッサン」で注目を浴びたのがが「ウィスキー」です。大人なお酒な感じがするウィスキーですが、初心者は飲み方すら分からず、ストレートとロックならどちらが王道で格好良いのかなど考えてしまいます。ウィスキーの基礎知識を知って、堂々とストレート言いましょう。
ウイスキーは、蒸留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させ蒸留したものである。
「ウイスキー」の名称は、ラテン語のaqua vitae(アクア・ヴィテ、「命の水」の意)に由来しており。このaqua vitaeは元々はぶどう酒を蒸留したもので、今でいうブランデーのことである。aqua vitaeは1300年代にジェノア等イタリアの貿易都市から外交官・貿易業者・各国からイタリアに留学した修道士や学生たちの手によりヨーロッパ各地に広まったのです。
当時aqua vitaeは嗜好飲料ではなく薬品の扱いであったがヨーロッパ各地で独特の広まり方をし、ウィスキーをお酒として嗜好品として飲まれるようになっていったのです。
日本人でお酒好きなら知っておきたいことの一つです。
「日本人に本物のウイスキーを飲んでもらいたい!!!」
ただ、その思いだけを胸に人生のすべてをウイスキーづくりに捧げた男が竹鶴政考です。
そうです「マッサン」の主人公のモデルとなった方です。
日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝のウイスキーづくりにかける情熱は人並み外れたものであり、竹鶴政孝の歴史は、ニッカの歴史であると同時に、日本のウイスキー誕生の歴史でもあります。
ウィスキーを好きな方、これから愛用していきたい方は、是非一度「竹鶴政孝」のストーリーに触れて下さい。
ウィスキーを飲む際の、基礎知識としてシングルやダブルはお酒の量のことです。
シングル・・・1オンス (約30ml)
ダブル ・・・2オンス (約60ml)
シガー ・・・1.5オンス (約45ml)
計量の仕方は、お店や国によって多少違ってきます。
初心者は、先ずはシングルからウィスキーを楽しまれることをおススメします。
次に飲み方ですが、王道はストレート。
冷やして飲みたい方はロック。
本当のウィスキーを味わうのなら、ストレートです。
ウィスキーは、アルコール度が高いのでシングルで少しずつ味わいながらゆっくりとストレートで飲むのが大人なウィスキーの楽しみ方です。
と言っても、ストレートとロックは、好みやTPOによって変わります。
少人数でゆっくりと飲んだり、一人で考え事をしながら飲むウィスキーは、ストレートがおススメです。
飲み会などでワイワイと飲むなら、ストレートよりハイボールなどでウィスキーを楽しむのが良いかもです。
では、ストレートで楽しむならどんなウィスキーから飲んだら良いの!?ってなります。
しかしながら、どのウイスキーからストレート飲みを始めるべき、といったものはないんです。
ただ、いざストレートを試してみようという時に、どんなものから手を出していいかわかりづらいのは確かです。
あまり安いものは美味しくないし、高ければいいというわけでもないのです。
そこで初心者でもストレートで楽しめるウィスキーを選んでみました。
※スコッチ・ウィスキーとは、英国スコットランドで製造されるウイスキー。世界5大ウイスキーの一つ。
バーボン・ウイスキーは、アメリカ合衆国ケンタッキー州を中心に生産されているウイスキー。
シーバス・リーガル
スコッチウイスキーなら、シーバス・リーガル12年。
癖が少なく、ストレートでもロックでも飲みやすいです。
値段も手頃で、2000円強で買えるのも魅力のウィスキー。
ヘーゼルナッツの香りとりんごの口当たりの良さが特徴です。
ストレートやロックで飲んだことはないけど試してみたい、という方の初めてのウイスキーにおすすめの1本です。
メーカーズマーク
バーボンなら、メーカーズマーク。
2500円前後と、手を出しやすい値段だ。 なめらかな舌触りと、ハチミツのような甘さがあります。
またこのウィスキーのその香りには甘みも感じられます。しかしぬるい甘味ではありません。
南国果実で作った高品質のドライフルーツを思わすような、明るさと深みを持ちながら軽薄にならない甘みでしょうか。
もしくは超高級ブランドのクッキー&クリームフレーバーのアイスクリームの甘味にも近いかもしれません。
ストレート初心者には一番のおススメかもしれないです。
山崎
日本人なら、やっぱり山崎を飲んでみて欲しいです。
4000円以上してしまうが、一度は飲んでみることをおすすめしたい1本です。
やはり値段が上がるほど人気になるには、理由がありとても繊細な味。
山崎は、10年.12年.18年などがありますが、初心者なら10年からで問題がないです。
ウィスキーにはまれば、18年などの味が楽しめます。
少しストレート飲みに慣れた方におすすめしたい1本です。
ストレートでウィスキーを楽しむ上で少し知っておいて頂きたい知識の一つとして、シングルモルトウィスキーです。
大麦麦芽のみ(モルト)を使用した単一蒸溜所のみ(シングル)でつくられたウイスキーのことです。
ウィスキーは様々な材料と製法がありますが、要は原料をモルトのみ使用して、一つの蒸溜所で違う蒸溜所へと移動させることなく作り上げているウィスキーです。
ストレートで飲むとウィスキー本来の香りを楽しめます。
シングルモルトの特徴として、それぞれの土地の水や風土、気候などが溶け込んだ蒸溜所ごとの独自の味わいがあります。そしてこれがシングルモルトの魅力の1つとなっています。
シングルモルトは、同じような製法でシングルモルトウイスキーをつくったとしても、一つとして同じものは出来上がらないのです。だからストレートで飲んでほしいのです。
各蒸溜所でつくられるシングルモルトウイスキーはその土地の気候や水などによって特徴がはっきりとわかれ、ワインに引けを取らないほど多種多様な風味を持ちます。まさに、氏素性のはっきりとした『地酒』と言っても過言ではありません。是非ストレートで。
ザ・マッカラン ファインオーク10年
700ml 5,000円
3種類の異なる樽で最低10年間熟成させた原酒を絶妙なバランスでバッティング。
ザ・マッカランの特長であるシェリー樽原酒由来の華やかな香りを残しつつ、フルーティでスムースな飲みごこちを実現したユニークなシングルモルトです。
そのスムーズな口当たりはソーダで割ると一層引き立つ、まさに、『ハイボールの為のザ・マッカラン』です。
もちろん、ストレートでもおすすめです。
クラガンモア12年
750ml 3,300 円
オールドパーのメイン原酒のひとつ。
香り豊かでコクがあり、飲み口がやわらかなスペイサイド・モルトを代表するウイスキーです。
その極めて複雑な香りと味わいは、蒸留所の創設者であるジョン・スミスが、上部の平らなポットスチルを採用したことで、生まれたものです。
スチルの独特な形状により、蒸気中の不純物がローワインに戻され再凝縮する「リフラックス」を可能にしました。軽めで繊細な蒸気だけが、クラガンモアになるのです。
ここまで読むと、早速ウィスキーを飲みたくなったのではないでしょうか。
しかも、ストレートで大人のウィスキーを。
ウィスキーをストレートで飲む際は、常温の天然水のチェイサーを準備することを忘れないようにして下さい。初心者がストレートで楽しむと悪酔いをしてしまう可能性が高いので、チェイサーでしっかりと調整して、ウィスキーを楽しんで下さい。
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