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    ウィスキー入門初級編。シングル?ダブル?って何?基礎知識を学ぶ

    「マッサン」で注目を浴びたのがが「ウィスキー」です。大人なお酒な感じがするウィスキーですが、初心者は飲み方すら分からず、シングルやダブルなど言われても困惑し、取りあえずシングルで、と言った経験がある人もいるのでは。シングルなどのウィスキーの基礎知識のまとめです

    ウィスキーの歴史

    ウイスキーは、蒸留酒の一つで、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、これを発酵させ蒸留したものである。
    「ウイスキー」の名称は、ラテン語のaqua vitae(アクア・ヴィテ、「命の水」の意)に由来しており。このaqua vitaeは元々はぶどう酒を蒸留したもので、今でいうブランデーのことである。aqua vitaeは1300年代にジェノア等イタリアの貿易都市から外交官・貿易業者・各国からイタリアに留学した修道士や学生たちの手によりヨーロッパ各地に広まったのです。
    当時aqua vitaeは嗜好飲料ではなく薬品の扱いであったそうです。
    ヨーロッパ各地で独特の広まり方をし、ウィスキーをお酒として嗜好品として飲まれるようになっていったのです。

    日本でのウィスキーの歴史

    日本人に本物のウイスキーを飲んでもらいたい。
    ただ、その思いだけを胸に人生のすべてをウイスキーづくりに捧げた男が竹鶴政考です。
    そうです「マッサン」の主人公のモデルとなった方です。
    日本のウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝のウイスキーづくりにかける情熱は人並み外れたものであり、竹鶴政孝の歴史は、ニッカの歴史であると同時に、日本のウイスキー誕生の歴史でもあります。
    ウィスキーを好きな方、これから愛用していきたい方は、是非一度「竹鶴政孝」のストーリーに触れて下さい。

    ウィスキーの飲み方

    シングル?ダブル?

    ウィスキーを飲む際の、基礎知識としてシングルやダブルはお酒の量のことです。
    シングル・・・1オンス (約30ml)
    ダブル ・・・2オンス (約60ml)
    シガー ・・・1.5オンス (約45ml)
    計量の仕方は、お店によって多少違ってきます。
    初心者は、先ずはシングルからウィスキーを楽しまれることをおススメします。
    「俺は飲める!!!」と思っても、シングルとダブルでは飲み方や味わい方が違ってきます。
    ここは潔くシングルからで挑戦しましょう。

    ストレート派?ロック派?

    飲み方ですが、王道はストレート。
    冷やして飲みたい方はロック。

    本当のウィスキーを味わうのなら、ストレートかロックです。
    ウィスキーは、アルコール度が高いのでシングルで少しずつ味わいながらゆっくりと飲むのが大人なウィスキーの楽しみ方です。

    飲み会などでワイワイと飲むなら、ハイボールなどでウィスキーを楽しむのもありです。

    初心者でも楽しめるウィスキー

    どのウイスキーから始めるべき、といったものはない。
    ただ、いざストレートを試してみようという時に、どんなものから手を出していいかわかりづらいのは確かです。
    あまり安いものは美味しくないし、高ければいいというわけでもないのです。
    そこで初心者でもシングルストレート楽しめるウィスキーを選んでみました。

    ※スコッチ・ウィスキーとは、英国スコットランドで製造されるウイスキー。世界5大ウイスキーの一つ。
     バーボン・ウイスキーは、アメリカ合衆国ケンタッキー州を中心に生産されているウイスキー。

    シーバス・リーガル

    スコッチウイスキーなら、シーバス・リーガル12年。
    癖が少なく、ストレートでもロックでも飲みやすいです。
    値段も手頃で、2000円強で買えるのも魅力のウィスキー。
    ヘーゼルナッツの香りとりんごの口当たりの良さが特徴です。
    ストレートやロックで飲んだことはないけど試してみたい、という方の初めてのウイスキーにおすすめの1本です。
    もちろん先ずはシングルで、はまればダブルで様々なウィスキーを楽しんで下さい。

    メーカーズマーク

    バーボンなら、メーカーズマーク。
    2500円前後と、手を出しやすい値段だ。 なめらかな舌触りと、ハチミツのような甘さがあります。
    またこのウィスキーのその香りには甘みも感じられます。しかしぬるい甘味ではありません。
    南国果実で作った高品質のドライフルーツを思わすような、明るさと深みを持ちながら軽薄にならない甘みでしょうか。
    もしくは超高級ブランドのクッキー&クリームフレーバーのアイスクリームの甘味にも近いかもしれません。
    是非、シングルでお試しください。

    山崎

    日本人なら、やっぱり山崎を飲んでみて欲しいです。
    4000円以上してしまうが、一度は飲んでみることをおすすめしたい1本です。
    やはり値段が上がるほど人気になるには、理由がありとても繊細な味。
    山崎は、10年.12年.18年などがありますが、初心者なら10年からで問題がないです。
    ウィスキーにはまれば、18年などの味が楽しめます。

    初心者は、シングルロックで。

    シングルモルトウィスキー

    ウィスキーを楽しむ上で少し知っておいて頂きたい知識の一つとして、シングルモルトウィスキーです。
    大麦麦芽のみ(モルト)を使用した単一蒸溜所のみ(シングル)でつくられたウイスキーのことです。
    ウィスキーは様々な材料と製法がありますが、要は原料をモルトのみ使用して、一つの蒸溜所で違う蒸溜所へと移動させることなく作り上げているウィスキーです。

    シングルモルトの特徴

    シングルモルトの特徴として、それぞれの土地の水や風土、気候などが溶け込んだ蒸溜所ごとの独自の味わいがあります。そしてこれがシングルモルトの魅力の1つとなっています。
    シングルモルトは、同じような製法でシングルモルトウイスキーをつくったとしても、一つとして同じものは出来上がらないのです。
    各蒸溜所でつくられるシングルモルトウイスキーはその土地の気候や水などによって特徴がはっきりとわかれ、ワインに引けを取らないほど多種多様な風味を持ちます。
    まさに、氏素性のはっきりとした『地酒』と言っても過言ではありません。

    これだけでも知って頂き、シングルモルトウィスキーを楽しで頂きたいです。

    おススメのシングルモルトウィスキー

    サントリーシングルモルトウイスキー 白州
    700ml 4,200円

    森の若葉のようなみずみずしくほのかなスモーキーフレーバーを備えた「ライトリーピーテッドモルト」と、「白州」らしい複雑さと奥行きを持つさまざまな原酒をヴァッティングしました。それぞれの個性が重なり合うことで生まれた、フレッシュな香り、爽やかで軽快なキレの良い味わいが特長です。

    バルヴェニー12年ダブルウッド
    700ml 5,500円

    12年<ダブルウッド>は、2種類の樽(ウッド)で貯蔵した、バルヴェニーならではのモルトウイスキー。蒸溜後、まず伝統的なバーボン樽で貯蔵の後、シェリーの熟成に用いられたオーク樽に詰め替えて合計12年、たっぷりと熟成させました。2つの樽の特徴が生かされた、深みが特徴となっています。

    グレンフィディック12年スペシャルリザーブ
    700ml  3,500円

    伝統的な製造工程で12年以上熟成させたモルト原酒のみでつくられています。ロビー・デューの泉の恵まれた水質、スペイサイドの大地で厳選された原材料の大麦、ハイランド地域の新鮮な空気と小型蒸溜釜でつくられた素晴らしい味わいのモルトです。

    ザ・マッカラン ファインオーク10年
    700ml 5,000円

    3種類の異なる樽で最低10年間熟成させた原酒を絶妙なバランスでバッティング。
    ザ・マッカランの特長であるシェリー樽原酒由来の華やかな香りを残しつつ、フルーティでスムースな飲みごこちを実現したユニークなシングルモルトです。
    そのスムーズな口当たりはソーダで割ると一層引き立つ、まさに、『ハイボールの為のザ・マッカラン』です。

    奥が深いウィスキー

    少しはウィスキーのことを知って頂けましたか?
    シングルにダブル、ジガ―。
    ストレート、ロックが王道。
    シングルモルトは、深い味わいのウィスキー。

    これで貴方も大人なウィスキーの飲み方が出来ます!!!
    早速、BARへと足を運んでみて下さい。

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