ウォッカのおすすめカクテルは?おうちで簡単に作れるレシピも紹介!
2016/04/02
actgray2016
2016/02/01 更新
ウォッカはストレートでも割っても美味しいお酒です。またウォッカは世界各国で愛されているお酒でもあり原料も大麦・小麦・ライ麦・とうもろこし・じゃがいも等様々。そんなウォッカの生産地及び原料を使った製造棒法など気になりること盛り沢山!
ウォッカの起源は、12世紀頃のロシアかポーランドだと言われています。
原料は大麦・小麦・ライ麦・とうもろこし・じゃがいも等があり、特徴は白樺の墨で濾過した無味無臭の癖のないさっぱりとしたところで、その為カクテルに用いられることが多い。
ただし、フレーバー(フレーバード、フレイバード)・ウォッカのように、香味が付けられているものも存在する。現代の大半のウォッカの銘柄の成分は、ほとんどが水とエタノールであるため癖が少ない。これは近代にろ過と蒸留を繰り返す手法がロシアで定着し周辺国に広まったからである。極限まで蒸留し中性スピリッツとしたものを水で希釈してウォッカとして瓶詰めする方法が広く採られている。この方法を用いると癖の全くない、透明感のある味や香りになる。
【穀物原料】
・ライ麦:ポーランド産の原料が多い。
・グレーン:色々な穀物を原料。
・小麦:小麦をメインとした原料。
ロシア産とスウェーデン産多い。
・大麦:フィンランド産に多い原料。
【穀物以外】
・ミルク:ミルク等から抽出した乳糖を原料としたもの。
・フルーツ:ポーランド産、アメリカ産に多い原料。スモモやブドウが主に使われる。
・じゃがいも:ポテトをメインにした原料。
ポーランド産、ノルウェー産、エストニア産にも多い原料。
・ビート(甜菜):サトウダイコンをメインとした原料。
・モラゼス:原料のサトウキビの廃糖液をメインとし蒸留方法等よりラム酒にもなる。
・フレーバード:生姜・唐辛子・パプリカ・ハーブ・レモン・フルーツ等の原料で風味付
またはウィスキーと同じように樽詰め熟成したもの。ポーランド産に多い。
・ズブロッカ(ハーブ、この場合バイソングラス)
・チェリーウォッカ(フルーツが原料、この場合サクランボエキスが原料になる。)
・スタルカ(原料となるライムの葉とリンゴの葉を微量加えて樫の樽に詰め、
5~50年熟成)など。
じゃがいも
ポーランド産、ノルウェー産、エストニア産にも多い原料
ロシアやウクライナやエストニアなど東欧の旧ソ連圏、スウェーデンやノルウェーなど北欧圏、ポーランドやスロヴァキアなど中欧圏で製造されている蒸留酒。
【東欧】
≪ロシア≫
スミノフ (Smirnoff)
創始者であるロシア人、P.A.スミノフの名から命名。「スミルノフ」と表記されることも。ロシア皇室御用達の栄誉を受け、現在では世界No.1の販売量を誇る、正統派プレミアム・ウォッカ(ただし、メーカー本社はイギリスにあるDiageo社であり、一般に流通しているものの大半は分家であるアメリカ産のものである)。2015年現在、日本向けは全量が同社の韓国工場で生産されている。
『ロシア3大ウォッカ』
・ストリチナヤ (Stolichnaya / Столичная):「首都の」を意味するウォッカ。
・モスコフスカヤ (Moskovskaja / Московская):「モスクワの」ウォッカ。
・ストロワヤ (Stolovaja / Столовая) : ロシア語で「食卓の」を意味する。
他生産国:ウクライナ、エストニア、リトアニア
・ストリチナヤ (Stolichnaya / Столичная)
「首都の」を意味するウォッカ。
・モスコフスカヤ (Moskovskaja / Московская)
「モスクワの」ウォッカ
・ストロワヤ (Stolovaja / Столовая)
ロシア語で「食卓の」を意味する
【北欧】
フィンランド、スウェーデン、ノルウェー
【中欧】
≪ポーランド≫
ポーランドのウォッカは、主にプレミアムクラスの原料はライ麦、スタンダードクラスの原料はジャガイモや果物などを原料としているものが多い。ポーランドでは中世の昔から、ピュアウォッカ(ヴトゥカ・チスタwódka czysta)だけでなく、ハーブ・スパイス・香木・果物などの原料で香りをつけたフレーバード・ウォッカ、フレーバード・ウォッカの一種で原料のライ麦の香りを残したまま木の樽(ワイン樽)で熟成させるスタルカ(英語のオールドと同じ意味)も多数製造されている。
他生産国:スロヴァキア
【その他の地域】
フランス、オランダ、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、日本
ジュブルフカ(żubrówka)
これはライ麦ベースのウォッカに、ポーランドの世界遺産「ビアウォヴィエジャの森」で採れるバイソングラスを漬けたもので、必ず一ビンに一本バイソングラスが入っています。
ロシアウォッカの標準的な製法は以下のようになる。添加物とろ過工程の回数や順序は製品によって変わる。
①蒸留
エチルアルコールの製造は国家が管理する蒸留所で行われる。まず、原料である小麦またはライ麦を煮てフィルターにかけ、イーストを加えて醪を作り、連続式蒸留器にかける。そこから得られるのが96パーセントの精留エチルアルコールがロシアウォッカの元となる。エチルアルコールは国家規格により上から、リュクス、エクストラ、上精製の3つの等級に分けられる。等級の違いはフーゼル油濃度と蒸留回数によるが、必ずしも高級ウォッカにリュクスが使われるとは限らない。
②加水
各メーカーは蒸留所からエチルアルコールを買い付け、アルコール度数が40度になるように水を使って薄める。使われる水は天然水や精製水など、様々である。
③添加物
ウォッカにほのかな甘味を与えるために蜂蜜や果糖などの糖分を加える。また、微妙な風味の違いを与えるためになんらかの隠し味を加える。フレーバーウォッカの場合、色や香り、薬草などの原料を加える。
④ろ過
ウォッカ製造の最も重要なプロセスとされる。伝統的で標準的な方法として白樺活性炭を使ってろ過するが、新品の木炭と回収木炭の使い分けや、木炭以外のろ材やろ過の回数など各社にノウハウがある。
⑤仕上げ
仕上げのフィルターを通したのちにボトリングし、出荷される。
ロシア・東欧圏では「混ぜ物をしてウォッカを飲む」ということは邪道と目されている。本来ウォッカをストレートで常飲していたロシア・東欧圏以外では、カクテルの材料の1つとして他の飲料と混ぜて飲むことが多い。中欧のポーランドではウォッカをミネラルウォーターやジュースで割ることは昔から行われている。
あと変わった飲み方でウォッカを瓶ごと冷凍庫に入れて冷やして飲む方法。ウォッカはアルコール度数がかなり高いのでカチカチになることはありません。よく冷えたウォッカはトロットして口当たりよくとても美味しいです。
ウォッカを使ったカクテルはモスコミュール、ソルティードック、マティーニなど
ウォッカ水割り
左=スクリュー・ドライバー
右=ウォッカ・トニック
ロシアではウォッカ&キャビアが人気だそうです。
キャビアは三大珍味と言われていて、独特の塩辛さがありますが、飲み物によっては生臭さを引き出してしまうこともありますが、ウォッカならば、生臭さを感じず美味しく食べることができます。また、ロシアでは酢漬けニシンなどの魚類、肉類そして酢漬けの野菜などウォッカのお供として食べるようです。
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