お酒が太るモトなのは当たり前?!のウソホントにせまりました。
2016/01/20
むむみみ
2016/04/02 更新
アルコール度数が40度のウォッカは、そのままストレートで飲むよりも、ウォッカをベースとして使うカクテルで楽しまれる方が多いのではないでしょうか。そんなウォッカを使った定番おすすめカクテルから、家飲みで楽しめるおすすめアレンジをご紹介します。
ウォッカは、東欧・中欧・北欧で製造されている蒸留酒に分類されるお酒です。
ライ麦・大麦、ジャガイモなどから原液を作り、白樺の炭でろ過することで無味無臭無色になります。
本場ロシアでは基本ストレートで飲みますが、アルコール度数が40度なので、日本では水で割ったりロックで飲んだり、あるいはカクテルのベースに使われることの方が多いです。
以前は精製され無味無臭で純粋にエタノールと水に近いものが上質とされましたが、現在はスパイスや香草などで風味づけされたフレーバー・ウォッカも普及してきています。
ウォッカは糖質が含まれないお酒なので、ダイエット中におすすめのお酒です。
そのウォッカがベースになっているカクテルはたくさんありますが、今回は定番でおすすめのウォッカベースのカクテルをご紹介します。
バラライカ
【 レシピ 】アルコール度数25度以上
● ウォッカ 30ml
● ホワイトキュラソー 15ml
● レモンジュース 15ml
シェイクして、カクテル・グラスに注ぐだけ。
バラライカは、ロシアの民族楽器のこと。
カクテル「バラライカ」は、ベースのお酒を変更するだけで4つのカクテルに代わります。
● ブランデー 「サイドカー」
● ジン 「ホワイト・レディ」
● ラム 「X・Y・Z」
● テキーラ 「マルガリータ」
1つのレシピでベースを変えれば、5種類のカクテルができるというわけですね。
スクリュー・ドライバー
イランで働いていたアメリカ人が、現場でこの飲み物を作った時、混ぜ合わせるのに使ったのがドライバーだったことから、この名前が付きました。
ずいぶん豪快な作り方をしたものです。
スクリュー・ドライバー
【 レシピ 】アルコール度数13度前後
● ウォッカ 45ml
● オレンジジュース 適量
氷を入れたグラスに注ぎ、軽くかき混ぜる。
ソルティ・ドッグ
イギリスのスラングで「甲板員」を意味する名前がつけられたカクテルです。
甲板の上で汗だくで働く姿をモティーフにしたらしいですね。
「スクリュー・ドライバー」のオレンジジュースが、グレープフルーツジュースになったのがソルティ・ドッグです。
ソルティ・ドッグ
【 レシピ 】アルコール度数13度前後
● ウォッカ 45ml
● グレープフルーツジュース 適量
● 塩 適量
塩で縁をスノースタイルにしたグラスに注ぎ、軽くかき混ぜる。
この「ソルティ・ドッグ」、塩をつけなければ「ブルドッグ」。
スノースタイルとは、グラスの縁を湿らせて、塩や砂糖などで飾ることです。
ちなみにこの「スノースタイル」は和英英語なので、欧米では通用しません。
海外では「フロスティング」あるいは「Rimmed with Salt」などと呼びます。
Saltの部分は、実際にグラスを飾る素材の名前に変わります。
モスコー・ミュール
「モスクワのラバ」という意味を持つカクテル。「ラバに蹴飛ばされたように」効いてくるほどの強いカクテルということらしいです。
モスコー・ミュール
【 レシピ 】アルコール度数13度前後
● ウォッカ 45ml
● ライムジュース 15ml
● ジンジャーエール 適量
● ライムスライス 1枚
グラスに注ぎ軽く混ぜる合せ、ライムスライスを飾って完成。
ブラッディメアリー
「血まみれメアリー」の異名を持つ、イングランド女王メアリー1世に由来すると言われるカクテル。
ブラッディメアリ
【 レシピ 】アルコール度数12度前後
● ウォッカ 45ml
● トマトジュース 適量
● カットレモン 1/6個
氷を入れたタンブラーにウォッカを注ぎ、トマトジュースで満たす。
カットレモンを飾って完成。
塩、こしょう、タバスコなどを入れて自分流にアレンジすることが可能。
チチ
トロピカルカクテルの定番。ココナッツミルクをたっぷり使うミルキーで口当たりのよいカクテルです。
チチの由来は、フランス語の「シシ」で、女性用ブラウスの胸元にあるフリルをこう呼びますが、これが「格好いい」「粋な」を表す俗語になりました。
チチ
【 レシピ 】アルコール度数8度以下
● ウォッカ 30ml
● パイナップルジュース 80ml
● ココナッツミルク 45ml
● パイナップル 1切れ
● チェリー 1個
材料をシェイクし、クラッシュアイスの入ったグラスに注ぐ。
パイナップル、チェリーを飾り付けて完成。
ウォッカは無味無臭なので、カルピスと合わせるのはおすすめです。
カルピスの口当たりの良さや味わいが楽しめますし、現在いろいろなフレーバーのカルピスが発売されているので、お好きな味のカルピスでオリジナルカクテルを作ってみることをおすすめします。
ただしお子様のいるご家庭では、「カルピスだ!」とうっかり飲まれてしまわないよう注意しましょう。
果汁ジュースを好まれる方は、冷蔵庫に常備されているのではないでしょうか。
それを使用すれば、スクリュー・ドライバーもソルティ・ドッグも作れますね。
特にグレープフルーツにはアルコールの分解を助ける成分が入っているのでおすすめです。
ウォッカを炭酸で割ると、炭酸のきつさが弱まり、さっぱりと爽快な味わいになるのでおすすめです。
炭酸水には甘味があるものとないものがあります。
お好みで使い分けるのもいいですね。
野菜ジュースでウォッカを割るのもおすすめです。
トマトジュースで割れば「ブラッディメアリー」になりますが、トマトジュースが苦手な方には、そのほかの野菜ジュースを使うことをおすすめします。
野菜ジュースそのものの栄養価が高く、またビタミン補給にもなるので、野菜不足の心配がある方におすすめする飲み方です。
コーヒー・リキュールで作るカクテルがありますが、リキュールではなく、エスプレッソ並に濃く入れたコーヒーでウォッカを割るのもおすすめです。
ブラックコーヒーが苦手な人はガムシロップを入れてもいいですね。
使用するコーヒーのおすすめは、インスタントではなくコーヒーフィルターを使うタイプのものです。
寒い冬にほっと一息つける味わいです。
静岡では、アルコールを緑茶で割ることを「静岡割り」というそうです。
というわけで、ウォッカの「静岡割り」もおすすめ。
グリーンティー・リキュールというのもありますが、ここは美味しいお茶を淹れましょう。
アイスですっきり、ほっとでホカホカ体も温まるお酒になります。
ウォッカのおすすめカクテル&家飲みアレンジ、いかがでしたでしょうか。
コーヒーや緑茶は意外だったかもしれませんが、どのご家庭にもあるものだと思うので、おすすめの割り材だと思います。
定番のカクテルから、家飲みのアレンジまで、かなりいろいろな味が楽しめるのがウォッカの魅力であり、またウォッカをおすすめするポイントでもあります。
やはり無味無臭無色のお酒は、何にでも合わせられるのでいいですね。
今回ご紹介した割り材以外にも、ウォッカに合う新たな割り材がご家庭にあるかもしません。
新たな発見にチャレンジすることをおすすめします!
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