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    南アフリカのワインがうまい!おすすめの南アフリカワインのすすめ

    今、南アフリカというワインの産地が急速に注目されています。日本の方もここしばらく南アフリカのワインを多く飲むようになってきました。ここでは個人的な主観ではありますが、オススメの南アフリカワインをまとめようと思います。是非、ご参考に★

    5億年の大地の恵みが溢れ出す南アフリカ、心にも体にもやさしいワイン。 それが一度飲めば虜になる、南アフリカワインです。

    南アフリカワインの特徴

    特徴その1 高品質な南アフリカワイン
    南アフリカのブドウ栽培に適した気候と良質なブドウを栽培し、丁寧にワイン造りをするワイナリーの努力が、高品質な南アフリカワインを生みだします。

    特徴その2 リーズナブルな南アフリカワイン
    自然あふれる広大な南アフリカで優良な土地で生産されるため、土地にプレミアムが付いたりすることなく、リーズナブルな価格で美味しい南アフリカワインを提供しています。


    特徴その3 環境に配慮している
    政府による厳しい環境基準が設けられており、減農薬・酸化防止剤微量使用、リサイクルの徹底など、環境的にも人体的にも健康的なワイン造りが行なわれています。

    なぜ、南アフリカワインなのか?

    色々調べた中で、理由は大きく二つあります
    ①これまでの大量生産のワイン⇒風土を活かしたワインへの変革
    ②人件費が安いのでワインの価格も全体的に安い

    ①はKWVなどを代表とする
    大手の大量生産のワインのイメージが強い現状があります。
    1,000円以下でコンビニにも置いてあるような銘柄をイメージしてください。

    そこから徐々に海風などによる恵まれた気候・土地を活かし、
    より品質の高いワインが作られるようになってきた傾向があるようです。

    これに②のような理由が加わり、
    高品質・コストパフォーマンスが高いワインが多く作られています。
    恐るべし、南アフリカ。
    乗りに乗っている南アフリカ。

    南アフリカワインまずは白、赤はシラーがオススメ

    個人的な主観ではありますが、南アフリカの赤ワインが持つ特徴として
    ・やや強めの酸味
    ・独特の泥や土を思わせる香り立ち
    があります。

    我々が一般的に持っているであろう南アフリカの大地のイメージ…
    と言えば聞こえは良いのですが、かなりこの風味は好みを選ぶように思います。

    特にカベルネソーヴィニヨン主体の物はこの風味が強いものが多く、
    また長期熟成に向いているような印象を多く持ちます。

    何本か飲んでいる中で、スパイシーな風味が主体である
    シラー(シラーズ)の品種はバランスが取れているものが多いように感じます。
    ここは今後もテイスティングを続け、選別していきたいと思います。

    一方、白はどうでしょうか。
    南アフリカで栽培されるシュナンブラン、ソーヴィニヨンブラン、
    もしくはシャルドネ主体の物など全体的に非常に良く出来ている印象があります。

    これらは全て辛口のワインではありますが、
    一度試していただきたい産地と品種と感じています。

    実際に飲んでみて感銘を受けた銘柄をご紹介します。

    オススメの南アフリカワイン 1,000円まで

    【赤】パンゴリン シラーズ:南アフリカワイン

    濃い果実み、ジャミーな香りがインパクト大。ストレートなわかりやすい南アフリカワインの一本。
    安い所は1,000円を切るワイン。
    ハッキリとした干しプラムやブラックベリーを思わせる濃い香り。
    ジャムやブラックペッパーを思わせる強い香りの印象から入る一本。
    果実の凝縮感がしっかり詰まった香りではありますが、
    飲み口はスッと行きますのでつい飲み過ぎてしまう南アフリカワインの一本です。

    オススメの南アフリカワイン 2,000円まで

    【赤】ボッシェンダル カベルネ・メルロー 2013

    すべてにおいてエレガントなワイン造りをする南アフリカのワイナリー
    ボッシェンダルはその歴史を1685年にさかのぼる由緒あるワイナリーです。フランスのぶどう栽培の伝統を忠実に継承しながら近代化の波に乗り遅れないことも重要であると考えています。そこで、巨額な投資が行われ、壮大な規模の最先端醸造設備が揃えられたのです。各々のタンクは温度管理がされ、それぞれをあらかじめプログラムすることにより、数種類のバラエタルをその品種にあった最適の温度条件下で、同時進行で醸造することができます。温度管理、湿度管理ともに行き届いた樽熟成用のセラーで、ワインはフレンチオークの樽の中で静に熟成してゆきます。このように最新設備があるからといって、セラーマスターの伝統的職人芸を軽視しているわけではありません。世界に通用するワインを造るため、常に最新鋭の設備導入に精力を注ぎながら、ヨーロッパの長い歴史と伝統が造り上げたワインメーキングの「あり方」を忘れてはいません。ワインメーキングは、常に挑戦が必要な「科学」であると同時に、由緒正しき「時が成せる芸術」なのだとボッシェンダルは考えているのです。

    オススメの南アフリカワイン 3,000円まで

    【白】ポールクルーバー シャルドネ:南アフリカ

    酸味、香りの複雑みあり。樽がきいたシャルドネファンに。
    抜栓直後から香り立ちは複雑みがあります。
    柑橘類の香り、樽やナッツを思わせる香り、やや強めの酸味、ミネラリーさなど
    2,000円台とは思えない複雑みに富んだ出来に唖然。

    ブラインドで飲んで価格帯が分かる人がどれだけいるか…と思います。
    あくまで個人的な意見ですが、倍の値段でも疑わないと思います。

    白ワインを飲みなれた人ほど感銘を受けるはず。
    一方、酸味がやや強いので初心者向けではないかもしれません。

    なお、ポールクルーバーはたいていどれもうまいので、
    南アフリカを知る上で必ず押さえるべきワイナリーです。

    特に白ワインが大変優秀です。
    いずれも上品な酸味を感じ取れる本格的な味わいです。

    南アフリカはワインを生産するのにとても優れている国です。
    是非、色んな種類の自分の好みのワインをたしなんでください。

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