古都京都に乾杯!京都でおすすめの日本酒の銘柄と飲める店を大特集!
2016/06/07
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2016/01/07 更新
美味しい日本酒はたくさんありますが、お値段もお手軽で飲みやすい久保田。しかし、実は日本酒の中でも種類が多いのが久保田なんです。あなたが知っているのは久保田のほんの一部かもしれません。今回は深い歴史と謎が多い日本酒久保田の魅力をご紹介します!
朝日酒造株式会社は、1830年(天保元年)創業の蔵元。当時「久保田屋」の屋号で親しまれました。鑑評会などで高品質な酒の知名度が高まり、「久保田」「朝日山」などは、酒どころ新潟を代表する銘柄となっています。
「久保田」は、ラベルにも創業時の品格にふさわしい風情を求めました。新潟県高柳町門出の和紙職人、小林康生さんにお願いし、楮(こうぞ)を原料とした、自然の素材感が滲み出るようなラベルを作っていただきました。久保田のラベルは、雪国新潟の力強さや素朴さを表現しています。
なぜ淡麗辛口を目指したか
開発当時は、一般的に甘く強い日本酒が好まれていました。しかし朝日酒造では、これからはすっきり飲める、飲み飽きしない淡麗な酒が好まれると予見し、首都圏の方々に好まれる酒を造ることにしました。現在でも、あっさりとしながら深みとコクがあり、口当たりの柔らかな淡麗な酒は、世代・性別にかかわらず、多くの人々から愛されています。
冷やはもちろん、お燗にも
料理や季節にあわせて、冷やはもちろん、お燗をしても楽しめる久保田。華やかな香りや柔らかな口当たりをお好みにより味わうことができます。久保田は飲む人に応える懐の深い吟醸酒なのです。
一口で「久保田」といえど、種類がいくつかあります。
ちなみに常時販売しているのは、純米大吟醸「萬寿(まんじゅ)」、純米大吟醸山廃仕込み「碧寿(へきじゅ)」、純米吟醸「紅寿(こうじゅ)」、吟醸「千寿(せんじゅ)」、特別本醸造「百寿(ひゃくじゅ)」の5種類です。
5種類ですが本来は7種類製造しています。残りの2種類は季節限定です。それは1月限定の吟醸「生原酒」、4月~9月限定の大吟醸生酒「翠寿(すいじゅ)」です。
銘柄にやたら漢字が多いですね(苦笑)久保田は基本的に淡麗辛口の代表格と言われていますが、フルーティーさ等、ほのかな甘さのアクセントもあってか意外と女性ユーザーもいるのだとか。久保田は基本のお冷で頂くとキリっとした淡麗辛口さが引き立ちます、ぬる燗にするとふくよかな香りや風味が引き立つものが多いので、ぜひ試して頂きたい。もちろんお燗でも美味しくいただけます。
日本酒「久保田」の基本形と言えば百寿であると言える。価格も手頃な日本酒の価格で初心者でも手を出しやすい。基本的は辛口の日本酒だが、冷やして飲むとすっきりとした甘味が感じられ、燗にするとピリっと引き締まった辛さとほんのりとした甘味を感じられる日本酒となる。辛口の日本酒が苦手な人でも挑戦しやすい。
居酒屋などでも人気の日本酒として置かれることが多いのが千寿。フルーティな味わいで飲みやすい日本酒として人気が高い。冷やしても熱燗にしても美味しく飲める日本酒なので嫌いな人はまずいないだろう。辛口日本酒が大好きという方には少し物足りないという意見もある。
紅寿クラスになると飲食店などで目にする機会がグッと減る日本酒だ。熱燗にするとあまり好まれない日本酒で、ぬる燗や冷で楽しむ人が多いのが紅寿という日本酒。辛さもグッと増し、酸味とコクを感じることが出来る日本酒だ。
日本酒の中でも貴重な種類に分類されるのが碧寿です。久保田中でも山廃仕込みの純米大吟醸なので手間ひまがかかっています。価格は日本酒の中では少し高い方に分類されます。ぬる燗で楽しむ方が日本酒本来の持ち味であるコクとのどごしをを楽しめるのが久保田碧寿です。
久保田のラインナップの中では最高峰。柔らかく品のある味わいになる酒米「五百万石」を使用した純米大吟醸。華やかさと落ち着きを感じる吟醸香には嫌味がなく、みずみずしくなめらかで角の取れた舌触りと、すっきりと癖のない後味が魅力。「日本酒は臭い」というイメージを一新してくれた名品のひとつ。原酒が人気の中、アルコール度数15度のやさしい口当たりも忘れてならない人気の秘密。無濾過など濃い目の味わいに疲れたときにいい。やはり冷やしてフルーティーで清らかな風味を楽しみたい。
久保田の中でも希少な日本酒とされるのが生原酒です。冬の1月頃の限定販売となるため知る人ぞ知る日本酒ファンには堪らない久保田と言えばこれです。生酒なので日本酒の中でもすっきりとした味わいが特徴です。
日本酒を造る工程で加熱殺菌をしないことが特徴の久保田 翠寿。4月から9月の限定発売の日本酒で春から夏にかけて飲む日本酒としておもに冷酒で楽しむことが多いのが久保田 翠寿です。
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