人気急上昇！クールな見かけに甘い香りのカクテル　ガルフストリーム

青い色のカクテルはブルーハワイやブルーレディをはじめとしてたくさんありますが、最近よく耳にする、人気急上昇中のカクテル「ガルフストリーム」。
名前も見た目もクールなガルフストリームって、どんなカクテル？

ガルフストリームを注ぐときは、オールドファッションドグラスやタンブラーなど、ずっしりと武骨な印象のグラスが使われます。
ガルフストリームはブルー一色のカクテルですので、カットの入ったグラスも光が反射してとてもきれいです。

そして涼しげな色のブルーキュラソーを使っていますので、ガルフストリームは一見男性的なカクテルのように感じます。

ガルフストリームのベースになっているリキュールは、ウォッカ。
ウォッカはカクテルにはとてもよく使われているリキュールです。

カクテルのベースになるお酒は、その風味を生かしたものを作るときもあれば、加えるジュースやリキュールの色や風味を生かしたい時もあります。
ロシアで生まれたウォッカは、３回の蒸留と10回のろ過を繰り返して、ほぼ無味無臭のリキュールですので、ほかの素材の特徴を引き立てる、カクテルづくりにはなくてはならないリキュールです。

ガルフストリームのグラスに顔を寄せると、見かけのイメージとは違った、甘い香りが立ち上ります。それはメキシコの暖流を思わせる南国のフルーツの香り。
ガルフストリームはグレープフルーツジュースのほか、ピーチリキュール、そしてパイナップルジュースを加えてシェイクした、冷たいだけじゃない、甘くかわいらしいカクテルになったのです。

カクテルによく使われるピーチリキュールは、フランス語でペシェという名前のついた桃のお酒です。メーカーによって香りも味わいも違いますから、ガルフストリームを作るときにはお好みのピーチリキュールをお使いください。

ガルフストリームのポイントになるブルーキュラソーも、その見かけとは違い、実はオレンジの薫り高いリキュールなのです。
ブルーキュラソーはリキュールの種類の名前で、古くからたくさんのメーカーから販売されているオレンジリキュールです。
そしてまたこのブルーキュラソーを使ったカクテルも、ガルフストリーム以外にも数多くありますので、興味のある方は調べてみてください。

こちらの写真のガルフストリームは、少し黄色味の強いカクテルになっています。
カクテルはそれぞれのバーテンダーによって作り方も分量も違ってきて、それがバーテンダーやお店の個性にもなっています。

ガルフストリームのカクテルのレシピも同じく、レモンジュースを加えたり、パイナップルジュースの分量を多くするほか、ピーチリキュールをクレームドリキュールにしてやわらかな口当たりにしたり、グラスのふちに塩をつけてソルティにしたガルフストリームカクテルもあります。

こちらはブルーキュラソーの青色が際立った、ガルフストリーム。
光に透けたカットグラスが美しく映えます。

グレープフルーツ、オレンジ、ピーチ、パイナップルと甘い香りのリキュールやジュースをたっぷりと使ったガルフストリームは、甘酸っぱくて口当たりが良いので女性好みのカクテルと言えそうです。
見た目もクールですので、気になる女性にガルフストリームをすすめるとかっこよく見えそうですよね。

でも女性の方はご注意を。
口当たりの良さと裏腹に、アルコール度数は約14～19度とかなり高め。
ついつい飲み進むと酔ってしまいますよ。

かっこいいカクテルのイメージがあるガルフストリームですが、ちょっとアレンジすると、女子力高めのカクテルになり、パーティシーンも盛り上がりそうです。

こちらの写真は、ガルフストリーム定番のグラスを、背の高い細見のグラスに注いだもの。グレープフルーツジュースを増やして、爽やかさをアップしたら似合いそうですね。

こちらは一変、トロピカルカクテル風です。ガルフストリームを注ぐはグラスを、足つきの華やかなグラスやカクテルグラスにしてみましょう。

レシピもピーチリキュールやパイナップルジュースの分量を増やすと、ますます甘い香りが際立つガルフストリームカクテルになります。

そして仕上げはデコレーション。
フルーツをたくさんグラスのふちに飾って仕上げましょう。
トロピカルカクテルのように、ストローを二本さしたり、ピックを使って飾りつけをしても女の子っぽいカクテルになります。

クールで美しい女性にぴったりのカクテル、ガルフストリーム。素敵なバーでスマートにオーダーしてみてください。