2015/12/20
ai-pon
2016/05/18 更新
アルゼンチンといえばどんなものをみなさん想像されるでしょうか?いろんな答えがあると思いますが、ワインをあげた方はもしかしたら少ないかもしれませんね。でもアルゼンチン、実はワインの生産量が世界第5位のワイン大国なんです!ご存知でしたか?
アルゼンチンといえば、ワイン通の方には常識の産地かもしれませんね。
実はアルゼンチン、生産量が世界第5位なんです。
でもその歴史や品種について詳しくご存知ですか?
今回はアルゼンチンワインについて詳しくご紹介します。
まずはアルゼンチンワインについてみていきましょう。
一体具体的なアルゼンチンワインの数字はどんなものなんでしょうか?
アルゼンチンワインは、アンデス山脈の麓に228,575haのぶどう畑があり、ワイナリー数は1,300個と世界第5位の生産量を誇る。
自国内での消費は、世界第7位のワイン消費国である。
228.575Haを平方メートルで表すと2 285 750 000 m2・・・大きい数字すぎてどのくらいの大きさかわからないですね・・・それくらいアルゼンチンのぶどう畑は大きいんです。
生産量世界5位なのもうなずけますよね。
それでは次にアルゼンチンワインの歴史についてご紹介します。
いったいアルゼンチンでワインが作られるようになったきっかけとは何だったんでしょうか?
1551年スペインの植民地政策によって、 ヴィティス・ヴィニフェラが持ち込まれた。
19世紀中頃、ヨーロッパからの移民によって、新しいぶどう栽培技術、
そして様々な品種がもたらされた。
ヴィティス・ヴィニフェラとはワイン用のブドウのことで、これがアルゼンチンワインの始まりだったようです。
基本的には自国の名産というよりも海外から持ち込まれて発展したものだったんですね。
鉄道網が国中に伸び、国内での流通が盛んになった。
1990年代、ワイン産業の近代化が進み、新技術や近代的なワイン醸造と
ワインの品質管理の導入がされた。また、海外からの投資による新しい市場の開拓 された。
文化が発展するにつれアルゼンチンワインも発展してゆき
アルゼンチンワイン産業の近代化が進んだのは以外にも1990年代という最近のことです。
実はそれまでアルゼンチンワインの輸出量は生産量の10%だけ。アルゼンチンワインの輸出量が増えたのは近年のことです。
それまではほぼ、国内で楽しむためのワインから、国外へも目を向け出したのが近年というと、ちょっと意外な気もしますよね。
それでは最後にご紹介するのはアルゼンチンワインの種類。
アルゼンチンワインには一体どんな種類があり、どんなものが評価が高いのでしょう?
赤ワインの主要品種は、今や世界で評価の高いマルベック、カベルネ・ソーヴィニョン、ボナルダ、シラー。
白ワインはシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、そして今注目の固有品種トロンテスがあります。
現在は赤のマルベック、白のトロンテスが、アルゼンチンワインの海外市場進出における大きな武器となっているそうですよ。
でもアルゼンチンワインの味のはどうなんでしょうか?
<マルベック>
プラムやチェリーの香りとオーク樽熟成による、チョコレートのニュアンスが楽しめます。
<カべルネ・ソーヴィニョン>
ブラックベリーやカシスのような果実味があり、口当たり柔らかく広がるのが特徴です。
<ボナルダ>
香ばしくほのかに甘いまろやか果実味が特徴です。
<シラー>
赤系の干しブドウやチェリーのノーズに甘くソフトな味が特徴です。
<シャドルネ>
パッションフルーツの香りに、深いミネラル香や松やにのような複雑な香りが特徴です。
<ソーヴィニョン・ブラン>
ハーブの香りとフレッシュな酸味が特徴です。
<トロンテス>
ジャスミンや白桃、ライチやフレッシュなピーチ等の香りと適度で心地よい酸身が特徴です。
もちろん同じアルゼンチンワインの種類でもブランドや、商品によって微妙に差はあります。
でもとってもフルーティでおいしそうなアルゼンチンワイン。
価格も高くないので一度試してみてはいかが?
アルゼンチンワインはさまざまなことがありながらも、今現在では世界5位のワイン大国になっています!
上質でおいしいワインなのでそれも当然のことですよね。
ぜひ次にワインを買う時は安くておいしいアルゼンチンワインを買ってみませんか?
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局