ブランデーの王様・ナポレオン!まろやかテイストで至福のひと時を!
2016/02/25
のぽさん
2016/04/03 更新
ブランデーで、V.Oやナポレオンという表記をみかけますよね。しかし、その表記の意味がわからない人もいると思います。ブランデーのナポレオンとはどういう意味の表記なのか、や他の物の違いやおすすめなどを調べてまとめてみました。
ブランデーとは、果実酒から作った蒸留酒の総称です。
語源はオランダ語の「焼いたワイン」の意味のものからだそうです。
ブランデーのアルコール度数は40度から50度程度です。
通常のブランデーは、ブドウが原料のワインを蒸留したものですが、リンゴから作った
アップル・ブランデーやサクランボから作ったチェリー・ブランデーなどもあるそうです。
VSOPやXOやナポレオンなどの表記をみかけると思いますが、その違いは熟成年数による正式なブランデーのランクの種類です。
このランクはコニャックとアルマニャックのみ規定が決まっているそうです。
XOとナポレオンについては、熟成年数等は必ずしも同じ基準ではない場合があるので要注意です。
ナポレオン1世がブランデーを賞賛したという説、セントヘレナに流されたナポレオンにブランデーが贈られたという説、ブランデーの原料となるブドウが豊作だった年にナポレオン2世が産まれたという説などがありますが、正確には分かっていません。
ナポレオン、コニャックの平均熟年数は15年前後(7~30年)で
ナポレオン、アルマニャックの平均熟年数は10年前後(5~12年)と言われているそうです。
同じナポレオンでも、コニャックとアルマニャックだと違いがあるようですね。
○スリースター
○V.S. [Very Special]
○V.S.O.P. [Very Superior Old Pale]
○ナポレオン
○X.O. [Extra Old]
○Hors d'âge(オール・ダージュ)
下に行くほど高ランクになっています。
ブランデーの熟成年数を表す単位にコントというものがあります。
基準はコニャックとアルマニャックによって若干異なります
ちなみに、ナポレオンはコント6になるそうです。
コントのことが理解できると、ブランデーランクも少し細かく見ることができるようです。
コントとはブランデーの熟年数を表す単位と上記で言いましたが、
コニャックの周期は毎年4月1日から翌年3月末日です。
蒸留した年のコントは「コント00」となり、翌年4月からがコント0と数えるようになります。
ちなみにアルマニャックは周期が1か月ずれているので、5月からとなります。
2018年の4月から基準が変更されますが、ナポレオンはコント6のままなので今まで同だったXOとナポレオンが、XOの方が大幅に熟成年数基準が上回るそうです。
ジャンフィユーナポレオン
ぶどうの栽培から熟成までを手作りで行っていることで有名です。
リーズナブルな価格でナポレオンランクが楽しめるブランデーです。
ジャンフィユーナポレオンのおすすめの飲み方はストレートだそうです。
シャボーナポレオン
アルマニャックで有名です。
インパクトがやや強めな味わいのブランデーです。
シャボーナポレオンのおすすめの飲み方は、
水割りは風味を壊すため不向きです。ストレートかオンザロックがおすすめです。
クルボアジェナポレオン
クルボアジェが展開している最上級ランクのブランデーで、
コクが深くまろやかな口当たりと豊かな後味が特徴のブランデーです。
クルボアジェナポレオンのおすすめの飲み方は、
ストレート、オンザロック、水割りだそうです。
カミュナポレオン
カミュが手掛ける最上級クラスのブランデーで、
コクが深く、きりっとした後味が特徴のブランデーです。
ヘネシーナポレオン
ヘネシーが手掛ける最高級のブランデーで、
ナポレオンのなかでも価格は高いですが、味や香りに深みがあるのでナポレオンクラスならではの、ブランデーが楽しめます。
ブランデーのナポレオンとは、ブランデーの中のナポレオンというランクだということがわかりました。
XOとナポレオンは今までは同等とされていましたが、2018年からは変わってくるようですね。
ナポレオンもいろいろな種類がありました。
ナポレオンランクのおすすめのブランデーなども、まとめてみたのでお気に入りのブランデーをぜひみつけてみてくださいね。
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