天使の誘惑.「醸造酒に極めて近い蒸留酒」 若き革命児の新感覚焼酎。
2016/01/29
comodojin
2016/03/15 更新
最近は女性でも焼酎を飲む方が増えましたよね!芋焼酎や麦焼酎、シソなんかも原材料にあってバリエーションもあり飲むのが楽しくなりますよね!でも知ってますか?焼酎には甲類と呼ばれる種類があります。原材料ではない甲類・・・あなたもこれを読めば焼酎博士に一歩近づく!?
甲類・・・焼酎の種類といわれても何のことかわかりませんよね。
もちろん原材料の種類ではありません。
ざっくり言うと作り方の違いなのです!もちろん種類は甲類だけではありません!
それでは甲類をメインに焼酎の作り方をご紹介します!
なるほど!新しい手法で作られたのが甲類の焼酎なのですね!
ということは古い手法で作られたものがありますよね。
古い手法では単式蒸留器というものを使って作られていました。
自然の原料を使い、昔ながらの製法で造られているのが単式蒸留焼酎(焼酎乙類)で、「本格焼酎」と呼ばれ、そのうち沖縄県 特産のものを「泡盛」といいます。
また、これら二つを混ぜ合わせた混和焼酎と呼ばれるものもあります!
甲類焼酎はピュアな味・・・そうは言われてもどんなものかわかりませんよね。
具体的に甲類焼酎はどんな味なのでしょう?
まさかの無味無臭!
焼酎といえばクセのある味で・・・というイメージですが甲類はその真逆でした。
つまり芋の香りや麦の香りなど原料本来の香りを楽しみたいのなら
甲類焼酎でなく乙類焼酎を飲む、という事になります。
無味無臭の甲類焼酎なんてどうやって飲むのでしょう?
まさかそのまま!?気になりますよね!
ピュアでクセがないからこそ、その楽しみ方も酎ハイやサワー、お湯割り、カクテル、果実酒、薬用酒と...無限に広がります。もちろん本来のすっきりした味わいを楽しむロックもおすすめです。他には、糖質、脂質がゼロ、翌日の酔いざめが良いという、うれしい特徴もあります。
サワーやカクテルなどのお酒に甲類焼酎が使われていたこと、ご存知でしたか?
焼酎を飲んだ事がない・・・という方も知らず知らずのうちに甲類焼酎を飲んでいた!
きっとそんな人も多いはず!
アルコールの度数も36パーセント未満に規定されているそうで
誰でも飲みやすいのも甲類焼酎の特徴ですね!
先ほども出た連続式蒸留方法。
この製法が甲類を無味無臭の焼酎にしているのです!
それってどんな方法なのでしょうか?そもそも蒸留とはどんなものなのでしょう?
ちょっと難しいですが、ようはAとBという別のものが混じっているものを一度沸騰させて
A,Bの沸点の違いを利用し、それぞれの成分を分けてしまう事です!
甲類が造られる連続式蒸留方法は、明治時代頃に生み出されたされた蒸留方式。醪(もろみ)を連続蒸留機で蒸留します。水で薄めてアルコール度数を調整する蒸留方法です。連続して蒸留できるので大量生産が可能になります。アルコール純度が高くなるため、無味無臭の焼酎になります。なのでお茶割りやレモンサワーなど、香りや味をつけて飲みます。
なぜ甲類焼酎がお手軽に手に入るのか、これでわかりましたね!
また、乙類に比べてアルコール度数が低いのもこの方法だと納得です。
匂いやクセがどうしてもだめ、という方も多い焼酎。
でも甲類焼酎は無味無臭をいう特徴を生かしていろんなお酒の素になっていました!
焼酎とは縁遠い・・・と思っていたあなたも実は焼酎のお世話になっていたんですね♪
是非甲類焼酎の事を忘れず、これからもお酒を楽しんでくださいね!
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