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    旭川の日本酒と言ったらこれ!自慢の地酒【男山】をご紹介します!

    地元の人に聞いたら、ほとんどの人が答えるでしょう「旭川の日本酒と言ったら男山っしょ!」その極寒の地で造られた【男山】はその歴史も長くなんと江戸時代から続く老舗なんです!今回は、旭川自慢の日本酒【男山】と季節限定や貴重なお酒をご紹介いたします♪

    男山の由来は?

    男山は寛文年間(江戸時代)に木綿屋山本三右衛門という人が男山八幡宮(現在の京都にある石清水八幡宮のこと)からその名をとったといわれています。

    この男山は、赤穂浪士が有名な討ち入りの後に飲み交わしたとされ、江戸番付では男山大関に、江戸幕府からは徳川将軍家御膳酒にそれぞれ指定されました。

    その後全国で「男山」を名乗る日本酒が誕生しましたが、「北海男山」この旭川市にある「男山」こそが本家本元の男山なのです。

    銘酒【男山】とは?


    男山は寛文年間(江戸時代)、今から約三百年前に兵庫県の伊丹市において醸造をはじめたのが始まりとされています。

    旭川の象徴の一つ、大雪山系の万年雪を源とする伏流水と、清酒醸造に最も適した厳しい寒さの気候風土に恵まれており、品質の面では、国内はもとより海外の酒類コンクールにおいて数々の金賞受賞に輝いている銘酒です。

    旭川の銘酒【男山】の特徴は?

    男山の日本酒は、穏やかな含み香と、淡麗でありながら上品で深みのある味わいが特徴です。
    辛口でありながらそのすっきりとした飲み口は海外でも人気を誇っており、国内外の酒類コンクールにおいて何度も金賞を受賞しています。

    これぞ旭川の日本酒【男山】の銘酒!ご紹介

    大雪山の伏流水と北海道のお米を使った日本酒【男山】には、「大吟醸」や「純米酒」といった種類があります。他にも季節限定や極寒の旭川ならではの醸造方法で造られたお酒もありますのでご紹介いたします♪

    純米大吟醸酒

    こちらが純米大吟醸の【男山】です。
    こちらは限定で販売しています。

    純米大吟醸酒とは、精米歩合60%以下の【白米】、【米こうじ】と【水】と【醸造アルコール】を原料とし、吟味して製造した日本酒です。

    固有の香りや色沢が良好な清酒が多いです。

    低温でゆっくり発酵させて、粕を多く取る等、杜氏(造り手)が技術の粋を尽くして造った最高品質の日本酒なので、品評会などに出展されることがあります。

    こちらは、哥麿がこよなく愛飲したという酒にちなんだ「男山 歌麿乃名取酒」。芳醇なまろやかさが特徴です。

    特別純米酒

    特別純米酒とは、純米酒のうち、精米歩合が60%以下、同一製造場の他の純米酒との違いを原料米や製造方法など、客観的事項をもって説明表示する清酒です。

    男山で値するのは、「歌麿乃名取酒」「「国芳乃名取酒」「生もと純米酒」などがあります。

    生もと純米は、生もと造りの深みのある芳醇な辛口で、米の旨みを感じさせる香りが特徴です。
    燗をするとさらに味がふくらみます。

    「国芳乃名取酒」は赤穂浪士が有名な討ち入りの後にのどを鳴らして飲んだといわれる日本酒にちなんだものです。

    芳醇な香りの辛口な日本酒です。

    北海道限定の日本酒

    男山も北海道限定のものがあります。

    北海道のお米「吟風」を使用した【特別本醸造 北の稲穂】
    特別純米の【雪がこい】
    冷で楽しむ【特別純米 男山】

    などがあります。

    こちらの日本酒は、北海道で育てたお米【吟風】をふんだんに使用した特別仕様の男山です。

    アルコール分15.0%でほのかに吟醸香があり、柔らかな口当たりとキレのある辛口が特徴です。

    この北海道限定の【男山】は芳醇で、深みのある旨さが特徴の日本酒です。
    こちらも冷で楽しむのがおすすめです。

    季節限定の日本酒【雪がこい】は、1月中旬より4月中旬まで本蔵前庭で、生のまま貯蔵タンクごと雪で囲い貯蔵した生の日本酒です。

    味わいは芳醇な香りとのどごしの良いまろやかな辛口で、冷で楽しむのがおすすめです。

    季節限定の日本酒

    男山には、その季節だけに販売されるなんとも貴重な日本酒があります。

    特に人気なのは冬に発売される「雪しばれ」や「寒造り新酒」などです。
    伝統的な製法で作られた「木桶仕込み 純米原酒」はなかなか手に入りにくいので、要チェックです!

    【雪しばれ】は名前の通り、冬に限定発売する日本酒で、瓶の中でアルコール発酵を続けている生酒です。品質が変わりやすい日本酒なので、冷蔵庫保管がベストです。

    【寒造り新酒】は、一年で一番気温が低い冬の時期に仕込む日本酒です。水や空気が綺麗な時期で、酒造りに最も適した自然環境だとされます。
    こちらも数量限定の日本酒ですので、要チェックです!

    【木桶仕込み 純米原酒】という日本酒は、大変貴重で、約百年前のものとされる吉野杉の大桶を、大桶職人・小林栄一さんの指導の下、蔵人の手で復元し、その大桶を使って半年間じっくりと熟成させた日本酒です。

    木桶仕込みなので、独特の香りと味わいがあります。
    7月に販売されるそうなので、こちらもチェックです!

    どうしたら買えるの?

    旭川自慢の日本酒【男山】は、インターネットの酒屋さんで販売されているのを確認しています。
    【男山酒造株式会社】の公式サイトでも販売されていますが、贈答用が多いようです。
    本州の一部の地域でも販売しているようですが、詳しくは蔵元に問い合わせてみるのが良いかもしれません。

    季節限定の日本酒は北海道限定なので、酒蔵に問い合わせてみるのが一番いいと思います。

    最後に

    旭川自慢の日本酒【男山】の魅力は伝わったでしょうか?
    筆者も旭川には行く機会が多いのですが、男山はどこに行っても販売していました。

    日本酒【男山】の酒蔵には資料館も併設され観光スポットとしても人気です。
    日本酒の試飲や、大雪山系の伏流水も試飲できるそうなので、是非旭川に旅行へ行った際は【男山】の日本酒を飲んでみてくださいね♪

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