カルピスとビールで作るカクテル「ダブルカルチャード」ってなに?
2016/04/03
pikapita
2016/02/06 更新
お酒が好きな方なら常識かもしれませんが、あなたはビールと発泡酒の違い知っていますか?飲まない人からすれば見た目もにおいも同じでしょ!?安い方でいいんじゃないの!?とおもいますよね。そこで今回ビールと発泡酒の違いについてまとめてみようと思います。
ビール(Beer)とは、醸造酒の一種であり、酒税法上では発泡酒類、発泡性のアルコール飲料の一種である。漢字表記では麦酒。極稀に麦ジュース・麦汁とか呼ばれる事もある。
良く飲まれるお酒といえばビール。夏と言えばビール。冬でもビール。勿論春・秋もビール。食前酒として「とりあえずビール」と注文する人が多い。さながら「とりあえずビール」で一つの単語であるかの如く。安い居酒屋ではビールを注文しても、発泡酒や第三のビールの登場となるのはお約束である。
ビールのアルコール度数はおよそ3~9%である…がバーレイワインという濃く熟成させるビールはアルコール度数12%に達することも。
ドイツのビール純粋令では原材料は麦芽、ホップ、酵母、水で醸造した物のみビールと定義される。
日本のビールの定義はドイツの様に厳密ではなく、酒税法上では発泡性酒類に分類される。
原料の麦芽は大麦、小麦、その両方を使う場合がある。小麦麦芽を主体にしたビールは白ビール・小麦ビールと呼ばれる。
ベルギービールの一部には果物、香草、香辛料等の副原料を一緒に漬け込む物もある。これらは日本では発泡酒の分類になる。
麦茶・焙じ茶・コーヒーと同様に、麦芽をロースト(焙煎)する事で、色味を濃く・黒くしたビールは黒ビールである。
ビールは名前の通り、酵母がアルコールを生成するための糖質の主原料は麦を糖化させた麦芽のみを使うのが本筋なのであるが、前述した一部ベルギービールの副原料は別として、コーンスターチ、米等の副原料が使われる場合もある。副原料には麦芽の風味がないので、香りが弱い薄味・あっさり味になる。大量生産工業製品としての意味合いは製造コストの低減が大きい。
発泡酒(はっぽうしゅ)とは、日本の酒税法で定義されている酒類の一つ。日本ではビール風味の発泡アルコール飲料が多く、これらは日本の酒税法でビールと区別して定義されており、「定められた副原料以外を用いる」ので発泡酒に分類される。本項では、これら日本で1990年代以降に展開されている低税率系発泡酒を中心に記述する。
地ビールの発泡酒版である「地発泡酒」も存在する。ビールでなく発泡酒とする理由としては、発泡酒免許を受けるための最低製造数量が6kLと、ビールの10分の1である点、フルーツやハーブなど、酒税法上ビールに区分されない原料を使うため、あるいは大手メーカーと同様、価格引き下げのためなど、いくつかの理由が存在している。
なお、地ビールに対して税制優遇が存在するが、地発泡酒に対しては麦芽25%未満の区分のみが優遇対象となり、本来の税率がビールと同じである麦芽50%以上の発泡酒では、結果として税制優遇のあるビールより税額が高くなっている。
大まかに言うと、原材料の違い(とくに麦芽の使用比率)と、それに絡めた税率の違いによるものです。
(1) ビール … 麦芽、ホップ、水だけの純粋なビール
(2) ビール … 麦芽、ホップ、水のほかに副原料を使ったビール
(3) 発泡酒 … 麦芽の使用比率がビールの基準より低いもの
(4) 発泡酒 … 麦芽の使用比率がさらに低いもの
(5) 麦芽を使わない発泡性酒類 … いわゆる第3のビール
(6) 麦芽を使った発泡酒に麦の蒸留酒を加えたもの … 第4のビールともいう
ビールの税率があまりにも高いので、業界は税率の低い新しい酒類を開発し、国税庁は酒税法を改正し、業界はさらに税率の低い新しい酒類を開発し、国税庁はさらに酒税法を改正し、…というイタチゴッコが繰り返されました。
【定義】
以下の酒類でアルコール分が20度未満のもの。
(1) 麦芽、ホップ、水を原料として発酵させたもの。
(2) 麦芽、ホップ、水、その他の政令で定める物品(注1)を原料として発酵させたもの。
(注1) 副原料:麦、米、とうもろこし、こうりやん、ばれいしよ、でんぷん、糖類、苦味料、着色料
副原料の合計重量が麦芽の重量の50%を超えないものに限る。
【税率】
22万円/1キロリットル
【定義】
麦芽又は麦を原料の一部とした酒類で発泡性を有するもの。アルコール分が20度未満のものに限る。
【税率】
(3) 麦芽の重量が水以外の原料の重量の25%以上50%未満でアルコール分が10度未満。 … 17万8千250円/1キロリットル
(4) 麦芽の重量が水以外の原料の重量の25%未満でアルコール分が10度未満。 … 13万4千250円/1キロリットル
【定義】
酒類以外の酒類で発泡性を有するもの。アルコール分が10度未満のものに限る。
【税率】 … 8万円/1キロリットル
(5) 糖類、ホップ、水及び政令で定める物品(注2)を原料として発酵させたもの。エキス分が二度以上のものに限る。
(注2)
・大豆たんぱく質物分解物、酵母エキス、カラメル
・えんどうたんぱく質物分解物、カラメル、食物繊維
・とうもろこし、とうもろこしたんぱく質物分解物、酵母エキス、アルコール、食物繊維、香味料、くえん酸三カリウム、カラメル
(6) 発泡酒(注3)にスピリッツ(注4)を加えたもの。エキス分が2度以上のものに限る。
(注3) 麦芽及びホップを原料の一部として発酵させたもので、麦芽の重量が水以外の原料の重量の50%未満のもの。
(注4)
・大麦を原料の一部として発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの。
・小麦を原料の一部として発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの。
・キリン
「麒麟淡麗〈生〉」
「淡麗グリーンラベル」
「淡麗アルファ」
「円熟(えんじゅく)」
「円熟[黒]」
「極生(ごくなま)」
「白麒麟(しろきりん)」
・アサヒ
「本生ドラフト(DRAFT)」
「本生アクアブルー(AQUA BLUE)」
「本生ゴールド」
「贅沢日和(ぜいたくびより)」
「スタイルフリー(STYLE FREE)」
・サントリー
「マグナムドライ(MUGNUM DRY)」
「ダイエット〈生〉(Diet)」
・サッポロ
「北海道生絞り(なましぼり)」
「凄味(すごみ)〈生〉」
「雫(しずく)[生]」
・キリン
「のどごし〈生〉」
・アサヒ
「アサヒぐびなま」
「アサヒ新生3(しんなま)」
・サッポロ
「ドラフトワン(Rraft one)」
「うまい生」
・サントリー
「ジョッキ生」
・キリン
「キリン良質素材」
・アサヒ
「アサヒ極旨(ゴクうま!)」
「アサヒあじわい」
・サッポロ
「ダブルドライ(W-DRY)」
・サントリー
「スーパーブルー(SUPER BLUE)」
「金麦(きんむぎ)」
味は発泡酒がビールに似せて作ってありますが、やはり全然違います。
主原料が違うこと以外にも、製法も異なりますので、ビールと比べて発泡酒はやや味が薄いです。
また、苦みも発泡酒の方がビールよりは少ないみたいです。
最近よく見かけるハーブを用いたビールや、果実を用いたフルーツビール等も発泡酒に分類されます。
女性やビールをあまり好んで飲まない方には、発泡酒の方が軽くてあっさりしていて飲みやすいと評判のようです。
一見発泡性と発泡酒、言葉が似ていて同じように思えますが、発泡性は一定値以上の炭酸ガスを含んでいる状態の事です。
ですので、発泡性とはビールも発泡酒もどちらのことも指します。
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