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    海辺8つの蒸留所から生み出される個性的な味わいアイラウイスキー!

    アイラウイスキーの生産地はスコットランド西端に浮かぶアイラ島。佐渡島程度の面積のこの島は、ウイスキー通なら一度は訪れてみたいモルトウイスキーの聖地でもあります。潮の香りとピートの燻香にたちまち虜にること間違いなし!そんなアイラウイスキーを大特集!

    アイラウィスキー生まれの地!美しい島アイラ島♪

    アイラ島の気候はメキシコ湾流の影響で、スコットランド本島よりも温暖な日も多い。アイラ島は、人の手があまり入っていないスコットランドで最も美しい島です。
    こんな美しい島でアイラウイスキーは作られているんですね。

    島全体に広がるアイラウイスキー8つの蒸留所

    アイラウィスキーはこの島の8つの蒸留所から生み出される。島の南部の蒸留所、東から順にカリーラ (Caol Ila)、アードベック (Ardbeg) 、ラガヴーリン (Lagavulin)、ラフロイグ(Laphroaig)では強烈なピート(泥炭)の香りのウィスキーが製造されている。島の北側ではボウモア、ブルイックラディ (Bruichladdich)、ブナハーヴン (Bunnahabhain)、キルホーマン (Kilchoman)が生産されています。

    アイラウイスキー8つの味

    わずか600平方キロの島内にはアイラウイスキーの蒸留所が8つ、全て海辺に建っており、アイラウイスキーの個性である潮の香りはそのせいでもあるようです。実際、熟成用の樽を潮風にさらし、海の香りを十分に付けて使用するとのこと。また最大の特徴は、強烈なピート*の香り。ピートがふんだんに手に入るアイラ島の蒸留所では、麦芽作りの際に潮風がたっぷり染みこんだピートで燻す上に、ピート層の中を流れてきた水を醸造に使用するため、自ずとスモーキーなフレーバーとなる訳です。そんなアイラ島8か所の蒸留所で生産されているアイラウイスキーをご紹介!

    アイラウイスキー①カリーラ (Caol Ila)

    カリラ 25年

    このアイラウイスキーはスモーキーであり甘く滑らかなフルーティーな味わい。カリラ独特のスモーキーさに長期熟成ならではのフルーティ-な甘さの余韻が長く続きます。

    アイラウイスキー②アードベック (Ardbeg)

    アードベッグ 10年

    最もピーティーでスモーキーなアイラウイスキー。一度味わったらクセになる味わい。強烈なスモーキーさの中に繊細な甘さと複雑さ持つ究極のバランス

    アイラウイスキー③ラガヴーリン (Lagavulin)

    ラガヴーリン ディスティラーズエディション

    シェリーなどの貯蔵に使われていたカスクで、二回目の熟成(ダブルマチュレーション)を行っています。
    際立った個性を持つドラム(一杯)で、力強いピートの香りを感じさせつつ、「ペドロヒネメス」シェリーカスクの自然かつ大きな影響を感じさせるアイラウイスキーです。

    アイラウイスキー④ラフロイグ(Laphroaig)

    ラフロイグ クォーターカスク

    このラフロイグ クォーターカスクはその名の通り、大きさが通常の樽の4分の1の樽で熟成が行われています。樽が小さいということは、それだけ原酒が樽の表面に触れる面積が大きくなり、熟成が早く進みます。ラフロイグ10年と比べて甘みが増し、ややマイルドな口当たりになりつつも、ラフロイグらしいピート香は健在。超おすすめのアイラウイスキーの一本です。

    アイラウイスキー⑤ボウモア(Bowmore)

    ボウモア 12年

    このアイラウイスキーは「アイラの女王」とも呼ばれる気品あるピート由来のスモーキーフレーバーが特徴のシングルモルトウイスキー。

    アイラウイスキー⑥ブルイックラディ (Bruichladdich)

    ブルイックラディ オクトモア スコティッシュバーレイ

    世界で最もヘビー・ピーテッドなウイスキー 「既成概念への挑戦が重要」という考えのもと、 桁外れの実験と崇拝されるオクトモアの第6弾。 膨大な量のピートでありながら、 軽やかでデリケートな複雑さと魅了的な フィネスを兼ね備えている。 若いが、非常に円熟した表情をみせている。 アメリカンオーク樽で5年熟成。 独特のボトルも好印象なアイラウイスキーです。

    アイラウイスキー⑦ブナハーヴン (Bunnahabhain)

    ブナハーブン 12年

    アイラ島では希少なピートをほとんど炊かない製法でつくられたアイラウイスキーです。

    アイラウイスキー⑧キルホーマン (Kilchoman)

    キルホーマン ロッホゴルム シェリーカスク

    やわらかいピート、やわらかい果実とスパイスのブレンドで甘さの後にやわらかなピートスモーク、ミックスフルーツとスパイスな味わいのアイラウイスキー。若い年数とは思えない芳醇さと奥行き。

    アイラウイスキーにあう料理

    絶品!!牡蠣のオイル漬け

    材料 (10人分位)
    牡蠣(加熱用) 500g
    オイスターソース 大さじ2
    白ワイン 大さじ2
    油 適量
    ★ ニンニク(スライス) 大1片
    ★ 唐辛子(輪切り) 少々
    ★ ローリエの葉 2枚
    ★ ローズマリー 1枝
    ★ 粗びき黒こしょう 適量
    レモン お好み
    粗びき黒こしょう お好み

    牡蠣がちょっぴり苦手な方でも、美味しく牡蠣が食べられます。
    保存もきき常備菜に便利です。アイラウイスキーにもピッタリの前菜です。

    さわらのソテー トマトスープ仕立て

    材料 (2人分)
    さわら(切り身) 2切れ
    トマトの水煮(缶詰) 1/4缶
    玉ねぎ 1/4個
    固形コンソメ 1個
    水 200cc
    塩 少々
    こしょう 少々
    オリーブオイル 適量
    にんにく 1かけ
    パセリ(乾燥でも可) 少々。

    ソテーしたさわらをトマトスープとともに♪しっとりとした食感でおいしくいただけます。さわら以外のお魚でもどうぞ。 アイラ島でも海の街なのでお魚料理がたくさんあります。
    アイラウイスキーにもピッタリのメニューです。

    それぞれの個性を持つアイラウイスキー!

    アイラウイスキーのそれぞれの蒸留所によって味が違うのも魅力的ですね。
    そんなアイラウイスキーのお共ににアイラ島ならではのシーフド料理と一緒に
    楽しむのも島の雰囲気が味わえていいかもしれませんね!

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