2015/12/20
ai-pon
2016/01/09 更新
ワインの正しい注ぎ方を知っていますか?たっぷりワインの入ったボトルは結構重くて、手が震えてしまったり、緊張してグラスからこぼしてしまったり...意外と難しいですよね。ここぞという時に失敗しない、正しいワインの注ぎ方をご紹介します★
ボトルワイン
ワインがたっぷり入ったワインボトルは意外に重たいもの。
正しい注ぎ方に慣れるまでは、手首が痛くなったり腕がぷるぷる震えてしまったりということもあるかもしれません。
ワインの注ぎ方の練習には、小ぶりのボトルか空のボトルを使うと良いでしょう。
ワイングラス
赤ワイン用、白ワイン用、スパークリング用と、注ぎ方を練習するワインに合ったワイングラスを用意しましょう。
基本的に口が小さいグラスほどワインを注ぐ難易度はあがります。
正しいワインの注ぎ方をマスターすれば、どんなグラスでも綺麗にワインが注げるようになります★
トーション(オプションで)
レストランの様な本格的なワインの注ぎ方をマスターしたいのなら、用意しておきたいトーション。
ワインを注いだあとにボトルの口を軽く拭ったり、万が一テーブルにワインが垂れてしまってもサッとスマートに拭き取ることができます。
注ぎ方の練習をする準備が整ったら、いよいよ実践です!
①ボトルを手に取ります。この時、ソムリエの方は通常片手で持ちますが、慣れていないと落としてしまうかもしれません。落としてしまうと注ぐどころではなくなってしまいますから、両手でしっかりと持ちましょう。
②ワインのボトルの持ち方は、ラベル部分が上にくるように持ちます。
③ボトルを傾けてグラスに注ぎます。この時、グラスにボトルの口が当たらないように注意しましょう。グラスより1~3㎝ほど離して注ぎます。
④少しずつ注ぎます。勢いよく注いでしまうと泡立ったり飛び散ってしまう危険があります。
⑤グラスの1/2くらいまで入れたらボトルの口を横にして止めます。
⑥そしてボトルを少し回して上に上げます。こうすることでボトル口からワインがこぼれずに済みます。
⑦ボトルの口をしっかり拭きましょう。
大切なのは、焦らず、落ち着いて堂々と振る舞うことです。
「上手く出来ないかも?」と緊張すると手も震えてしまいますので、何度も注ぎ方の練習をして自信をつけましょう!
ワインの注ぎ方を動画で学ぼう!
通常のワインの注ぎ方よりも一段階難しいのが、スパークリングワインなど発泡性ワインの注ぎ方。
勢いよく注ぐと、泡がシュワシュワシュワ!となってグラスから溢れてしまいます。
せっかくの美味しいワインをグラスから溢れさせてしまわないように、正しい注ぎ方を覚えておきましょう。
<スパークリングワインの注ぎ方>
①抜栓した直後のスパークリングワインは、勢い良く泡立っているのですぐに注がないこと。
まずはワインの泡を少し落ち着かせましょう。
②泡を落ち着かせている間に、トーションやナフキンでボトルの口を軽く吹きます。
③ワインの泡が落ち着いたら、ボトルの底(重たくて支えきれない場合は下方部)を持って、静かにグラスへ注ぎます。2〜3回に分けてゆっくりとした注ぎ方をしましょう。
このときのワイン量の目安は、グラスの半分よりやや多めに。
④ボトルの口をトーションで軽く拭いましょう。
ワインの注ぎ方、マスターできましたか?
正しいワインの注ぎ方を覚えたら、正しいワインのマナーについても学びましょう!
もちろん、正式でないくだけた場ではそうすることもあります。
しかし欧米では基本的にワインは、お店の人に注いでもらうものだそうです。
日本人はビールや日本酒など「お酌」の文化があるので、自然としてしまうのかもしれませんね。
セルフサービスの場合でも、自分のグラスにのみ注ぐようにし、人のグラスに注ぐことは控えましょう。
ついついグラスを持ち上げる注ぎ方をしたくなりますが、ワインを注ぐ時はグラスはテーブルにつけたまま注ぎましょう。
ワイングラスの中には、非常に繊細で薄いガラス製だったり、高価だったりするものもあります。
乾杯でグラス同士をぶつけて万が一グラスが割れるのを防ぐため、乾杯は自分の胸の前か相手に向けて軽く持ち上げるだけにしましょう。
正しいワインの注ぎ方、いかがでしたか?
何度も練習して、緊張せずにスマートな注ぎ方が出来るように頑張りましょう★
今回ご紹介したのは基本的かつ正式なワインの注ぎ方ですが、慣れてきたら自分なりの注ぎ方を研究してみるのも良いかもしれません。
基本の注ぎ方を覚えておけば、どんなワインを注ぐシーンでも大丈夫ですね!
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