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    ワンランク上のワインの楽しみ方!適したワイングラスの種類って?

    ワインが好きで、自宅でも赤白色々なワインの種類を揃えて楽しんでます♡というそこの貴方。そのワイン、きちんと適した種類のワイングラスで飲んでますか?ワインの特徴によって、最も美味しくそのワインを飲めるワイングラスの種類があるんです。

    どの種類でも共通!ワイングラスの形状と名称を覚えよう

    代表的なワイングラスの種類を紹介する前に、まずはワイングラスの各部位の名称を覚えておきましょう!

    ワイングラスの各部位の名称

    ①【リム】
    ②【ボウル】
    ③【ステム】
    ④【プレート(フット)】

    ①【リム】

    ワイングラスを使用する際、唇が直接接触する部分です。
    ワインの味を決める非常に重要な部分であり、リムの形状によってワインの味が違って感じることがあるほどです。
    リムの直径がボウルの直径よりも小さいワイングラスの種類は、ワインの香りをグラス内に長く留めておくことができます。

    【ボウル】

    注がれたワインを溜めておく部分をボウルと呼びます。
    ワインの香りを決める際にとても重要な部分です。
    このボウル部分の高さや広さ、またグラスの弧を描く角度によって、ワインそのものの香りが変わります。

    【ステム】

    「茎(ステム)」という名の通り、ワイングラスを支える支柱の役割を担う部分です。
    ワインを飲む際、一般的にはこの部分を持って飲みます。

    【プレート(フット)】

    ワイングラスを底で支えて安定させる、足の役割を持つ部分です。

    ワイングラスの基本的な種類

    赤ワインに適した種類のワイングラス

    ブルゴーニュ型ワイングラス

    <適しているワインの種類>
    酸味のしっかりしたライト~ミディアムボディの赤ワイン

    ブルゴーニュワインのように、繊細な香りを楽しむ赤ワインを飲むのに適したワイングラスの種類です。
    ボウル部分が広いこの種類のワイングラスに注ぐことで、ワインが空気と接する部分が広くなります。
    ワインにより多くの空気を含ませることにより、ワイン本来の香りをしっかりと引き出すことが出来ます。

    ボルドー型ワイングラス

    <適しているワインの種類>
    タンニン(渋み)がしっかりしているフルボディの赤ワイン

    ボルドーワインに代表されるワインのような、フルボディで強い渋みを持つ赤ワインはこの種類のワイングラスが適しています。
    程よく弧を描いたボディがワインの複雑な香りをワイングラス内で整えます。

    白ワインに適した種類のワイングラス

    白ワイングラス

    <適しているワインの種類>
    冷やして飲む種類の白ワイン

    基本的に冷やして飲む白ワインの場合には、ボウル部分の小さな種類のワイングラスが適しています。
    ワインが空気に触れることによって徐々にワインが温まってしまうのを防ぐため、ボウルとリム、グラス全体の大きさは赤ワイングラスよりも白ワイングラスの方が小さめに作られています。

    ワイングラスの正しい持ち方って?種類によって違うの?

    ワイングラスはどの種類でも、基本的にワインのステムの部分を持つのが世界的なマナーとされています!

    その理由は...

    1:ビジュアル的に美しい
    ボウル部分をがっつり掴むよりも、ステムを指と指で挟んで持つ方がエレガントに見えます。

    2:ワインの美味しさをキープできる
    ボウル部分を持つとどうしても体温がワインに伝わってしまい、ワインの温度が上がってしまう。ワインは繊細な飲み物なので、少しの温度変化でも香りや味が変化してしまいます。ソムリエさんがワインの美味しさが引き立つ最高の温度で提供してくれたワインを自分の手で台無しにしてはいけません。

    3:指紋がつかない
    何度も持ったり持たなかったりを繰り返していると、その回数が増えるごとに指紋がペタペタペタペタついてしまいます。赤ワインを注がれる度に指紋がクッキリ出てしまってはちょっと残念ですよね。

    4:ワインを五感で楽しむため
    ワインは味だけでなく、色や香りなど五感をフルに使って楽しむ飲み物です。ボウル部分を手で覆って(おおって)いたら、ワインが見にくいですよね。また、香りを嗅ぐときもグラスの足の方を持っていた方がワインを回しやすいからです。

    出典:http://niconicoland.com

    ワインのステム(足)部分を持つのがマナーというのには、見た目が美しかったり上品だったりというだけではないんですね。
    ワイン本来の味を十分に楽しむためのマナーでもあるんです。しっかり覚えておきましょう。

    適した種類のワイングラスを揃えよう!有名ワイングラスメーカー

    リーデル RIEDEL

    創業250年を誇る、オーストリアの有名ワイングラスメーカーです。
    一流のソムリエが好んで扱う高級グラスから、入門レベルの一般利用もできる種類のグラスまで、幅広い種類のワイングラスを取り扱っています。

    ショット・ツヴィーゼル SCHOTT ZWIEZEL

    職人技による製造技術で、耐久性と品質に信頼の置けるドイツのワイングラスメーカーです。
    高級感がありながら、その価格はなかなかリーズナブル。
    コストパフォーマンスがとても良いメーカーです。

    バカラ Bacarrat

    超高級のブランドイメージで知られるバカラです。
    価格はさることながら、その繊細なガラス細工と加工技術は超一級。
    いつかは各種類のワイングラスをバカラで揃えてみたい...と憧れる人も多い、有名ワイングラスメーカーです。

    ロブマイヤー LOBMYR

    こちらも超一級品のワイングラスを各種類扱う、高級メーカーです。
    ステムが長くエレガントな種類のワイングラスが特徴的です。
    非常に繊細で薄いガラスを使用しているので、取り扱いには十分注意したい種類です。

    ワイングラスの種類によってワインの味わいが変わる!

    いかがでしたか?
    ただなんとなく適当なワイングラスにワインを注ぐよりも、「このワインは香りを楽しみたいから...」「この種類のワインにはこの種類のワイングラスが良いかな...」など考えながら注いだ方が、より一層美味しく楽しむことができます。
    是非ワイングラスの種類の違いを覚えて、今までより更にワインを楽しんでくださいね♪

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