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    これだけ押さえておけば大丈夫!ワインの種類について学ぼう

    ワインって、ものすごく沢山の種類がありますよね。小洒落たレストランやバーで、好みのワインを選んでみたいけど、どのワインがどんな味なのかわからない...そんな経験はありませんか?基本的なワインの種類の違いを覚えて、自分好みのワインを選べるオトナになりましょう♪

    まずは基本から。色で見分けるワインの種類

    赤ワイン

    赤ワインの作り方は、黒や紫、赤など色の鮮やかなぶどうを使います。
    発酵させる行程で果汁だけでなく皮や種を一緒に入れることで、より複雑な味わいと香りになります。
    赤ワインの濃厚な味わいは、お肉料理の風味を美味しく引き立てます。
    辛口のものが多く、飲み口が重たい種類から軽い種類まで、ぶどうの種類や製法によって様々です。

    白ワイン

    白葡萄を原料として作られる白ワイン。
    果汁は圧搾方法で作られ、それを発酵したものが白ワインという種類になります。
    赤ワインよりもすっきりとした味わいのものが多く、素材の味を生かした魚料理によく合います。
    ほどよいバランスの酸味があり、ぶどうの種類や製法により辛口から甘口まで、多様な風味を楽しむことができます。

    ロゼワイン

    赤ワインよりも明るいピンクがかったバラ色で、透明度が高い色合いのロゼワイン。
    ロゼワインは赤ワインと同じく、黒葡萄などの果汁、皮、種を一緒に発酵させて作られます。
    赤ワインと違う点は、発酵液が色づいたら、皮や種を取り除くこと。
    発酵の段階で早めに皮や種を取りくことで、赤ワインよりはすっきりとしていて、白ワインよりは複雑な香り高い風味になります。
    辛口からやや甘口まで多くの種類があり、あまり熟成しすぎず若いうちに飲まれることが多いロゼワインです。
    魚料理から肉料理まで、好みと風味のバランスによって多用に合わせることができます。

    ワインの製法は大きく分けて4種類。作り方で違うワインの種類

    スティルワイン (非発泡性ワイン)

    炭酸ガスを含んでいない、発酵製法によって作られるワインのことを指します。
    先にご紹介した赤ワイン、白ワイン、ロゼワインは全てこのスティルワインという種類で、一般的にワインと言ったらこのワインを指します。
    アルコール度数は9〜14度。
    辛口から甘口まで様々な種類があり、その多くは食事とともに飲むテーブルワインです。
    泡は立たず、静かにグラスに収まる様子から"スティル(静止)ワイン"と呼ばれています。

    スパークリングワイン (発泡性ワイン)

    発酵の段階で生じる炭酸ガスをワインの中にそのままとどめた、発泡性のワインのことです。
    地方によっていろいろな製造方法に分かれます。
    有名な発泡性ワイン「シャンパン」は、スパークリングワインの中でも特にフランスのシャンパーニュ地方で作られた種類のみを指します。
    他にもスペインのカヴァ、イタリアのスプマンテ、ドイツのゼクトなどで作られたスパークリングワインが有名です。
    炭酸とスッキリした味わいで爽やかにのどを潤すスパークリングワインは、乾杯や食前酒などとして飲まれることが多いです。

    フォーティファイド・ワイン (酒精強化ワイン)

    スティルワインの発酵途中もしくは発酵終了後に、ブランデーなどの強い酒を加えてアルコール度数を上げた種類のワインです。
    アルコール度数を挙げることにより、ワインのコクや保存性が高められます。
    シェリー、ポート、マルサラなどのワインがこの種類に含まれます。
    辛口の種類は食前に、甘口の種類は食後に飲まれることが多いです。

    フレーヴァード・ワイン (香味付けワイン)

    スティルワインをベースとして、香草・蜂蜜・果汁などを加えて特徴のある風味に仕上げたワインです。
    例を挙げると、香草系ワインのイタリア・ベルモット、果汁系ワインのスペイン・サングリアなどの種類があります。
    食事と合わせずワインの風味そのものを楽しむことも多いですが、風味によっては食前や食後によく合う種類もあります。

    代表的な4つのブドウ品種を覚えよう。味わいの違うワインの種類

    カベルネ・ソーヴィニヨン (赤・ロゼ)

    フランスのボルドー地方で作られるワインに使用される、代表的ブドウ品種。
    この種類のブドウは比較的育てやすく、様々な国と地域で用いられています。
    濃厚な味わいの長期熟成型ワインに適したブドウの種類です。

    ピノ・ノワール(赤・ロゼ)

    フランスのブルゴーニュ地方で多く作られるワインに使用される代表品種。
    色は明るいルビー色をしていて、味わいのスッキリしたものや味わいのしっかりしたものまで様々です。

    シャルドネ(白・スパークリング)

    こちらもフランスのブルゴーニュ地方の代表品種。
    味わいは気候や産地によって様々です。
    シャンパーニュ地方でも育てられている種類のブドウで、シャンパンはこのシャルドネを原料として作られます。

    リースリング (白・スパークリング)

    ドイツの代表品種で、しっかりとした酸味と上質な香りをたたえたワインを作ることができるブドウの種類です。

    ボトルの形から味を推測!ボトルで見分けるワインの種類

    ブルゴーニュ型

    なで肩でなめらかなシルエットのボトルに入ったワインは、一種類のブドウ品種のみを使った、繊細でスムーズな味わいのワインが多いです。

    ボルドー型

    いかり肩のワインボトルは、肩の部分にブドウのオリがたまりやすいように作られています。
    複数の種類のブドウを使った、複雑で厚みのある味わいのワインが多いです。

    フルート型

    細長く背が高い形のワインボトル。
    スッキリと軽い味わいの白ワインに使われることが多いボトルです。

    シャンパーニュ型

    通常のボトルよりもガラスが厚く、丈夫に作られています。
    スパークリングワイン全般に使われるボトルです。

    プロヴァンス型

    ボトルにくびれがあったり、底が特徴的に細かったり太かったりと一風変わった形のボトルの総称。
    フルーティでフレッシュな味わいのワインが多い。

    ワインの種類を覚えて、自分で好みのワインを選べるようになろう♪

    ワインの種類の見分け方、いかがでしたか?
    とても多くの種類があるワインは香り・見た目・品種など様々な特徴によってその味わいも様々です。
    ラベルやレストランのメニューに記載されてあるワインの情報から、そのワインの味を読み取れるようになればワイン好きとしてはバッチリです!
    この機会に、是非ワインの種類とその特徴を覚えてみてくださいね。

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