2016/01/24
asukasakata
2016/01/04 更新
伝統的な名日本酒もいいけれど、新進気鋭の次の世代の方の日本酒も試してみませんか!会津生まれの写楽はまさにそんな日本酒です。しかも写楽は食中でもどんな料理ともあうそうなので、時、場所を選ばない便利な日本酒です。写楽を見たら要チェックです!
写楽の蔵元である「宮泉銘醸」さんは、福島県会津若松にあります。昭和29年、老舗酒蔵「花春酒造」から分家して創業。かつて会津戦争が繰り広げられた中心部に位置する地で、創業以来「酒造業は、消費者に満足される商品を造るのが本来の責任」をモットーに日本酒造りをされています。
「写楽」は、4代目蔵元「宮森義弘」氏が平成19年に東山酒造の廃業に伴い引き継いだ銘柄。平成21年より県外に出荷を開始したのち、「新世代日本酒」ブームの中で注目を集める銘柄となり、今や人気ブランドになっているようです。そんな注目の日本酒の銘柄と、写楽を楽しめる貴重な居酒屋、そして会津ならではの郷土料理を調べてみました。
寫楽 純米吟醸 1800ml:日本酒の写楽
1回火入れがある日本酒です。杜氏さんもお若い方中心で、新しめの印象があるようです。
純米吟醸」おりがらみ:日本酒の写楽
寒い時期限定で出荷する滓をからめた、うすにごりの火を一切通さない生酒。初しぼりのフレッシュ感に併せ、落ち着いた立ち香に加え口の中に入れると果実のような含み香が特徴です。
ライチを思わせる華やかな香りに、みずみずしいフレッシュな飲み口。旨味、酸味のバランス、上品な甘さが女性向けの日本酒というレビューもあり。
純米吟醸 なごしざけ:日本酒の写楽
山形県の希少系3品種、龍の落とし子、酒未来、羽州誉のうち1種羽州誉で仕込んだ酒。一夏を越し、冷蔵庫で低温熟成されたうまみ、丸みのある酒です。落ち着いた立ち香に加え、口の中に入れると果実のような含み香が特徴です。
含むとシトラスのような爽やかな熟感とオレンジのようなふくよかな甘味。夏を越した分、トロリと甘味が増したようです。
純米 初しぼり純愛仕込生酒:日本酒の写楽
上立ち香は穏やかで若干の果実香。口に含むとフレッシュな甘みとフルーティな香が鼻に抜ける。若干のシュワシュワ感もあり。ほどよい酸味で後口も爽やかに切れる。17度の新酒にしては荒々しさがほとんど感じられない。冷酒よりも常温程度の方が、香り、味の膨らみ、米の甘旨味等をバランスよく味わえる
香りはほんのりとフレッシュな香り、甘味、旨味ともに全体的に控えめだそうです。
純愛仕込 純米吟醸 ささめゆき:日本酒の写楽
しぼりたて特有にフレッシュな炭酸もあり
旨みと、キレのバランスは絶妙。
ふくらんだ後のキレの良さ。
杜氏の腕と、宮泉の名前の由来からくる
仕込み水のなせる技!
しぼりたての今だから飲める写樂です。
飲み易く、白ワインよりもフルーティーな日本酒との評価ありです。
純米吟醸 生 宮城県産蔵の華:日本酒の写楽
蔵の花純米酒生を火入れした商品です。生と比べて若干落ち着いた香りになっていますが、フレッシュ感があり、すっきりとした飲み口です。特別なお米を使用しているので今しか味わえない純米酒です。
宮城県の某蔵元が被災した為、仕込みが出来ず、また米の保存も出来ない為、その米(蔵の華)を引き取って写楽ブランドとして醸した日本酒がこの純吟本生ということです。
日本橋漁港 快海:日本酒の写楽
東京は日本橋から徒歩2分の居酒屋さんです。写楽は純愛仕込みがあるようですが、人気の日本酒ゆえにない場合もありますので、要事前確認です。
麦酒庵 恵比寿店 :日本酒の写楽
これは山手線の恵比寿にある居酒屋さん。写楽は純米吟醸 一回火入れがあるようです。
シャモロックで地鶏のトリワサ
材料
シャモロックささみ 100グラム
塩 少々
醤油 少々
ワサビ 少々
ニシンの山椒漬け
材料
身欠けニシン(上乾) 1袋(6本入り)
山椒の葉 一つかみ(10gほどでした)
☆お酢 100ml
☆しょうゆ 100ml
☆みりん 50ml
☆酒 50ml
写楽は食中にすすめられるようですので、何でも合うオールマイティーな日本酒である一方、おつまみなしで味わいたいという意見も散見しました。写楽は好みの飲み方で楽しめばいいと思います。
杜氏の伝統的な手法とは少し違う、若い人が震災にも負けずに取り組んできたのが写楽です。何がおこるか分からない未来はこういう日本酒に託したいですね。今や入手困難な銘酒になっているので、居酒屋やお酒屋さんで写楽を見かけたら試したり買ったりするのもいいでしょう。
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