古都京都に乾杯!京都でおすすめの日本酒の銘柄と飲める店を大特集!
2016/06/07
candle
2016/05/31 更新
日本酒の醸造メーカとして名高い「竹鶴酒造」。その歴史は古く、江戸時代から続いています。そんな歴史深い竹鶴酒造には、たくさんの種類の日本酒があり、日々私たちの舌を唸らせています。今日はそんな竹鶴酒造の日本酒の魅力についてご紹介します。
竹鶴酒造株式会社は、広島県竹原市本町に本社を置く酒造メーカーです。江戸時代に「小笹屋」の屋号で製塩業を営み、冬場に余剰の労働力があることから、1733年(享保18年)に酒造業を始めました。
竹鶴家の裏の竹藪に、鶴が飛来して巣を作っていた事を「古来松に鶴と聞くも、竹に鶴は瑞兆なり」と喜び、「小笹屋竹鶴」と写したのが始まりです。そしてそれを銘柄や姓に用いたことで「竹鶴酒造」となりました。
竹鶴酒造は日本酒の酒造メーカーですが、1894年に竹鶴家の三男として生まれた竹鶴政孝は、ニッカウヰスキーの創業者として有名です。2014年に放送されたNHK連続テレビ小説『マッサン』の主人公である亀山政春のモデルとして有名なのでご存知の方も多いのではないのでしょうか?
埼玉県にある神亀酒造株式会社で蔵人として働き始め、1994年に竹鶴酒造に移り、1996年より杜氏をしています。石川氏が杜氏になってから、新しい井戸を堀ったり、道具を変えたり、造りもこれまでとは全く違うスタイルになっていきました。竹鶴の新しい味を作ってきた人物といっても過言ではありません。
日本酒とは国産材料を使い、日本の伝統的な醸造法で作ったお酒の事をいいます。日本酒の伝統的な醸造方法というのは、米・米麹(こめこうじ)を原料として発酵させ、漉(こ)して作る方法です。一概に日本酒といっても、水、米、麹はたくさんの種類がありその組み合わせで味が変わってきます。
日本酒といっても使用原料や、精米歩合、醸造アルコールや添加物の有無などにより、大吟醸酒、純米大吟醸酒、吟醸酒、純米吟醸酒、本醸造酒、純米酒、とわけられています。日本酒の中でも大吟醸は、精米歩合が50%以下とたくさん米を使用して作られるので高価なものになります。
1800mlでお値段12000円(税抜)です。この「小笹屋竹鶴」シリーズは全商品、無濾過・純米原酒で、生もとづくりで醸したものは木桶仕込み。この、生もと純米大吟醸酒は竹鶴の中でも人気が高く、入手困難な日本酒です。味自体は雑味が非常に少なく、米のおいしさをストレートに感じられる味わいです。手に入らない日本酒だとわかるとなおさら飲んでみたくなりますね。
竹鶴酒造の日本酒の中でもっともスタンダードだといわれているのがこの純米酒です。値段も1800mlで2200円(税抜)とお買い求めやすくなっています。口当たりもよくスルりと飲むことが出来るので、どの料理にも合います。雑誌dancyuでも「毎日飲みたいお酒 第3位」に選ばれています。この価格とおいしさなら毎日飲めますよね。
酸味一体というだけあって竹鶴の中でも酸味が最大の特徴の日本酒です。しかし酸味だけではなく、甘味、旨味、熟成感もある濃厚な辛口日本酒です。この日本酒は酸味だけではなく、もうひとつ驚くところがあります。それは「色」です。日本酒は無色透明というイメージがありますが、この日本酒は「黄金色」なんです!!酸味といい色といい珍しい日本酒ですが、その魅力に魅了されている竹鶴ファンが多いのも事実です。
すっきりとした辛口の竹鶴に芯のあるおいしさが加わったのがこのにごり酒です。お米のおいしさを強く感じることが出来ます。辛口ですが他の辛口の日本酒と比べると、まろやかな味わいとなっています。だけども甘酒のようなにごり酒ではなく、日本酒らしさを兼ね備えたお酒です。竹鶴ファンの間でも密かな人気の日本酒です。
いかがだったでしょうか?日本酒といえども種類が豊富で好みが分かれますが、竹鶴酒造の日本酒は入手困難な大吟醸酒から毎日飲みたい純米酒まで幅広く製造されています。その日の気分にや料理に合わせて竹鶴の飲み比べをしてみたいですね。
この記事に関する記事
Copyright© 運営事務局