赤ワインが苦手な人も必見!赤ワインとオレンジジュースで作るお酒
2016/04/03
actgray2016
2016/05/05 更新
いわゆる「のんべえ」の方にあまり人気がない「甘口」のワイン。特に甘口赤ワインは結構さけられている感があります。でも必ず甘口赤ワインにもそのすばらしい楽しみ方があるはずです。なぜ甘口になるのか?どんな食べ物が合うのか?甘口赤ワインの世界をご堪能あれ。
甘いワインといえば、「貴腐」や「アイスワイン」がすぐに思い浮かぶかもしれません。たいてい「白ワイン」に分類されますね。ではそもそもワインが「甘く」なるのはなぜでしょうか?
貴腐葡萄
アイスワイン用の凍結した葡萄
ちなみに、糖分が残る理由の一つに、「糖分が非常に多く含まれている果実を使用した」という点があげられます。先にあげた「貴腐ワイン」や「アイスワイン」がこれに含まれます。
もう一つの理由は「あえて発酵を途中で止めた」という点があげられます。甘口赤ワインのほとんどがこの製法で作られています。
ロトワイルド ラインヘッセン ドルンフェルダー Q.b.A
ベリー系のほんのりとスパイシーな香りと力強い味わい、長い余韻が楽しめる中甘口~甘口の赤ワインです。 渋味は弱く、赤ワインは初めてという方や普段ワインをお飲みにならない方でも十分楽しんでいただける赤ワインです。
弱い渋みと、柔らかな口当たりが楽しめるので、普段ワインを飲まない方にもおすすめの甘口赤ワインです。かるく冷やして食前酒や、食後に飲むのがおすすめです。
カビッキオーリ ランブルスコ・ロッソ ドルチェ
この「ドルチェ」は綺麗なルビーレッド。
葡萄ジュースに炭酸が入ったような感じで、甘酸っぱくチャーミングな印象。
渋味はありませんので普段あまりワインを飲まない方にも、抵抗なく楽しんで頂ける、まるでカクテルのようなワインです。
この「ドルチェ」は甘口赤ワインですが、やや甘口赤ワインの「アマービレ」、辛口赤ワインの「ソルバーラ」、甘口白ワインの「ビアンコ・ドルチェ」も生産しているそうです。いずれも微発砲。そちらも是非お試しあれ。
バニュルス
スペイン国境近くのルーション地方で干しブドウ化したブドウから造られる濃厚な天然甘口ワイン。熟成の際、樽に蒸発分のワインを補わず空気に触れさせることにより酸化と加熱が造る、珍しい甘さが生まれるのです。
こちらの赤ワインは、糖分を凝縮した果実を使い、かつ発酵途中でアルコールを添加し、途中で発酵を停止させた手法で作られます。なのでその甘さはまさに「極甘」。冷やしてデザートワインとして楽しむのがおすすめです。
一般に甘口赤ワインは食事に合わせるよりもいわゆる「おつまみ」的な食べ物の方が合わせやすいようです。では、どんなおつまみが合うのか?
甘口赤ワインには同じような甘さのあるも食べ物か、逆に苦みや塩味のある食べ物が良いとされています。どちらもはっきりとした、濃い味つけの食べ物が良いようです。
甘口赤ワインに合わせるチョコは味にしっかりとしたアクセントのあるものがおすすめです。
例えばミルクチョコレートのように甘みのしっかりしたものや、柑橘系の味付けが施されたチョコレート等がおすすめ。
下記の記事とも関係しますが、ナッツ系のチョコもおすすめですね。
甘口赤ワインの風味にはナッツやドライフルーツの風味が感じられるとか。当然、ナッツ・ドライフルーツとの相性も抜群です。
赤ワインが甘口なので合わせるナッツはしっかりと塩味の効いたものがおすすめ。
ドライフルーツはできれば大きめにカットされている、力強いフルーツ感が味わえる食べごたえのあるものを合わせてみたいですね。
チーズの種類も星の数ほどありますが、甘口赤ワインとの相性がいいのが塩味とピリッとした口当たりを楽しめるブルーチーズがおすすめです。
ブルーチーズが苦手な方はパルミジャーノやミモレットなどの比較的クセの少ないものもおすすめですが、その場合塩味のついたクラッカーなどに乗せると味が引き締まってなお一層よいと思います。
いかがでしたか?今まで甘口赤ワインを試されたことのない方、次リカーショップに足を運ぶことがあったら是非一度試してみてください。きっと期待以上のトキメキを味わえるはずです。
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