2016/03/26
hiro1439
2016/05/01 更新
ちょっとリラックスしたいとき。何か嫌なことがあったとき。気のいい友人や同僚と会うとき。お酒は好きだし飲みたい!でも、お酒は太るっていうけど太らないっていう人もいるし…結局のトコロどうなの?なるべく太ることなくお酒を楽しみたい!その謎を追求してみましょう☆
お酒って太る?ウソホント①~お酒の種類
まずはお酒のことを知りましょう!厳密にいうとたくさん種類がありますが、ここでは大きく3つの種類をご紹介します!
お酒って太る?ウソホント①~醸造酒
一般的によく飲まれている醸造酒。もっとも古くから使われている製造法なんだとか☆
醸造酒とは、穀物や果実を酵母によってアルコール発酵させて造った酒のこと。
代表的な醸造酒には、大麦を主な原料とする「ビール」、ブドウを原料とする「ワイン」、白米を原料とする「日本酒」、糯米を原料とする「紹興酒」などがある。
醸造酒のアルコール度数は、一般に蒸留酒よりも低く、最高でも20度程度である。
口当たりがよく度数もあまり高くないので、なじみのあるお酒ですね。家で飲む方も多いのではないでしょうか。
お酒って太る?ウソホント①~蒸留酒
比較的アルコール度数が高くちょっと大人なイメージの蒸留酒。中世ヨーロッパの錬金術の副産物なんてルーツもなんかちょっとかっこいい…
蒸留酒とは、原料を発酵させた醸造酒をさらに蒸留して造った酒のこと。
大雑把に言えば、ホップなしのビールを蒸留したものがウイスキー、ワインを蒸留したものがブランデー、日本酒を蒸留したものが米焼酎である。
このほか、蒸留酒にはウォッカ・ジン・ラム・テキーラ・泡盛などがある。
酒を加熱し、その蒸気を冷やして液体にすることで、アルコール度数は高くなるため、蒸留酒は醸造酒よりもアルコール度数が高い。
世界一アルコール度数が高いのポーランド原産のウォッカ「スピリタス」は、なんと96度もあるんですって!ここまで高いと冷凍庫に入れても凍りませんし、ちゃんと火も付くし消毒もできます。
お酒って太る?ウソホント①~混成酒
居酒屋でも多く提供されるようになりましたね。甘い物からハーブ系までたくさんの種類があって飲み方も様々です☆
混成酒とは、醸造酒や蒸留酒に、果実や香料・糖分などを加えた再製酒のこと。
主な混成酒には、梅酒・リキュール・ベルモット・薬酒・みりん・白酒がある。
混成酒のアルコール度数は、元となる酒の種類によって異なるため、醸造酒や蒸留酒との比較は難しい。
みりんも混成酒だったなんて…!梅酒やハブ酒など日本でも古来から作られていますね。大まかな参考ですが、梅酒のアルコール度数は8~20度、リキュールは15~55度、みりん(本みりん)は12~15度でなんですって。
さて、「太る」と言われるメカニズムをご説明します。
ヒントは…「エンプティカロリー神話」と「肝臓」と「おつまみ」です!
みなさん、エンプティカロリーってご存知ですか?「栄養素をほとんど含まないカロリー」のこと。「アルコールはエンプティーカロリー=カロリー0だから太るわけないよ!」なんてどっかで聞いたことあるかもしれませんが、カロリーがないということではないんです。
肝臓は、アルコールが体内に入ると、真っ先に「解毒」しようとアルコールを分解し始めます。アルコールは体外に汗や尿となって体外に排出され脂肪になることはほぼないのですが、優先的にアルコールの分解をしようとするので結果的にほかの役割がおろそかになり、脂肪を蓄積してしまうのです。
≪肝臓と〆のらーめん≫
飲んだ後はらーめんが食べたくなるって人、いますよね。これ実は、アルコールの分解に必要な「アミノ酸」がらーめんには多く含まれているので、体が本能的に欲しているのです。肝臓の働きと大きく関係していたのですね。
「お酒で太るというより、おつまみで太る」という可能性も大いにあります。日本人は、もともと民族的にアルコールの消化酵素がとても少ないので、おつまみなどを口にすることで内臓器官を活発にしないと、分解が大変なのです。
またお酒の分解にはビタミン類を多く使うので、栄養素が足りなくなると脳が「ビタミン無くなったぞ!」と指令を出して摂取しようとするため、食欲が増すという側面もあります。
お酒って太る?ウソホント②~糖質から見る太りやすいお酒
お酒の種類とメカニズムがわかったところで、「太るメカニズム」を今度は糖質の観点から考えてみましょう。
≪醸造酒≫
糖を利用して発行させたアルコールなので、太りやすいお酒と言えます。
≪蒸留酒≫
醸造酒を沸騰させて再び液体にする過程で炭水化物はなくなるため、太りにくいお酒と言えます。
≪混成酒≫
醸造酒・蒸留酒に糖分を加えているため、太りやすいお酒と言えます。
お酒って太る?ウソホント②~カロリーから見る太りやすいお酒
さて、次はカロリーの面から考えてみましょう☆飲む銘柄やリキュールなどで差は出ますので、あくまでも参考程度ですが…まとめてみました。ご飯100gが168 kcalだと考えると…なかなか多いんですね、お酒のカロリー。
ビール500ml…210kcal
レッドアイ…53kcal
ワイン(赤)213ml…170Kcal
ワイン(白・ロゼ)213ml…165kcal
シャンパン213ml…80kcal
日本酒180ml…190kcal
ウイスキー・ブランデー30ml(シングル)…72kcal
ウォッカ・ラム30ml(シングル)…70kcal
ジン30ml(シングル)…80kcal
テキーラ30ml(シングル)…67kcal
焼酎180ml…180
ハイボール(ウィスキー)…102kcal
カルアミルク…178kcal
モスコミュール…159kcal
カシスオレンジ…206kcal
ソルティードッグ…143kcal
これまで、お酒についてみてきましたが、どうやら「お酒で太る」は残念なことに本当のようです…でもでも!お酒飲みたい!飲まざるを得ない!というときのために、お酒を飲んで太ることを回避するために気を付けたいことをまとめました☆
お酒って太る?ウソホント④~飲むお酒を選ぶ
なるべくカロリーの低いお酒を選んだほうがいいのは一目瞭然。でもそうなるとウィスキーやラム…?そんなの飲めない!という方も多いハズ。そんな時はちょっとカロリーは上がりますがジンジャーエールで割ると飲みやすくなりますよ♪
何を飲もうか迷った時にお勧めしたいのがワインです。カロリーそんなに低くないし醸造酒なのに…?と思いました?
実は、どうやらワインには脂肪燃焼の効果があるようなんです!しかも、赤ワインポリフェノールには強い抗酸化作用を持っているのでアンチエイジングや生活習慣病の予防にも◎赤ワインってステキな飲み物ですね!
お酒って太る?ウソホント④~おつまみを選ぶ
おつまみを制する者はお酒を制する!?上手に食べたら〆のらーめんを欲する度合いも少なくなるかも♪
では、どんなおつまみがいいのか。
・キムチ…カプサイシンで代謝もUP!しかも発酵食なので体にも〇
・枝豆…栄養価も高く低カロリーで、脂肪の吸収も防ぎ二日酔いの予防にも♪
・海藻サラダ…ミネラルが豊富!
・高野豆腐…アミノ酸が肝臓の働きを助けてくれます☆
などなど…!高タンパク低カロリーなものを選ぶと◎また、ビタミンB群のサプリメントをお酒の前に飲んで、アルコールの代謝をスムーズにしておくことも効果的ですよ。
お酒って太る?ウソホント④~お水を飲む
緑茶などもいいのですが、なるべく肝臓に負担をかけないならお水、しかもなるべく氷の入っていないものを。
アルコールは利尿作用があり、体の水分を奪っていってしまいます。そうなると血中アルコールも上がってしまうので、お水を上手に取り入れましょう。できればお酒と同等量のお水が良いのですが、難しい場合は「気づいたら飲む」ことを徹底するといいかもしれませんね。
また、胃への刺激も減らしてくれるますし、肝臓の働きを助けることにもなりますので、結果太ることを回避しやすくなります。
お酒って太る?ウソホント④~次の日の食事
お酒飲んだ次の日…って何食べてますか?起きたらまず白湯を一杯飲むことをオススメします。
アルコールを頑張って分解して疲れてる肝臓をいたわるためにも、カロリーの帳尻合わせのためにも、次の日の食事を考えましょう。分解の際に使われたビタミン類を補うためにフルーツやサラダを積極的に食べるのも◎
「お酒って太る?」の謎を調べてみましたが、いかがでしたでしょうか。残念なことに飲んだら太るということは本当らしいですが、お酒って適度なら体にもいいし、コミュニケーションツールだったりするんですよね。おつまみを上手に使って、なるべく太ることを避けた飲み方をしてお酒ライフを楽しんでくださいね♪
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