大人の味ブランデー入りカクテル、あなたはどれくらい知ってる?
2016/05/19
きたま
2016/02/28 更新
リキュールの定義は土地などによってまちまちですが、一般的にはカクテルの元になるお酒です。そんなリキュールには賞味期限があるのかどうか?時間がたったリキュールはどうなるのか。リキュールの賞味期限や保存方法について知っていきましょう!
リキュールにはっきりとした賞味期限はありません。
リキュールには基本的に衛生的な観点から見た賞味期限というものが設定されません。しかし、時間によってリキュールの風味は失われていくため、美味しく飲める期限が、賞味期限であると言えるかもしれません。その長さは、リキュールと一口に言ってもその種類は多種多様で、アルコールの度数や含まれる糖分などに大きく左右されます。
リキュールによっては早く飲んだほうがいいモノも
アルコール度数の高いお酒は基本的に風味が失われにくいと言われています。リキュールの中でも度数の高いものは賞味期限が長いと言えるものもあるでしょう。
気をつけたいのはフルーツ系のリキュールで、こちらは一般的にアルコール度数が比較的低く、また果汁などが含まれているため風味が飛んでいきやすいと言われています。
フルーツ系のリキュールは賞味期限が短いと思っておきましょう!
また、クリーム系のリキュールも同様に賞味期限が短いといえるそうです。
リキュールによって様々・・・
リキュールの種類は様々で賞味期限も様々です。フルーツ系やクリーム系のリキュールの賞味期限が短いのはやはりアルコール度数が比較的低いからでしょうね。同じリキュールとはいえ賞味期限に違いが出るのはややこしいですが、アルコール度数の低いものは賞味期限が短く、逆に高いものは比較的賞味期限が長いということを覚えておけば良いでしょう。
暗くて涼しい場所で保管する
リキュールを保存する場合は、高温多湿を避け、暗くて涼しい場所に保存するのがベスト。賞味期限を少しでも伸ばしたいなら、リキュールの保存場所には気をつかう必要があります。
その他のポイントとしては
・フタはしっかり閉まっていることを確認
・日光にさらされていないか
・注ぎ口は拭いておく
・こまめに色等をチェックする
などが挙げられるでしょう。
賞味期限を延ばすためにも気をつけましょう。
開封したリキュールはお早めに
リキュールの賞味期限については基本的に封がされている状態でこそ長持ちするといえます。開封したリキュールはアルコール度数や種類関わらず、早く飲むようにしたほうがいいでしょう。空気に触れて酸化していくため、開封後のリキュールはどんどんと風味が悪くなっていってしまいます。
美味しいうちに飲み切ってしまうのがベストですね。
リキュールを賞味期限前に飲み切りたい
開封したリキュールは早めに飲んでしまうのがいいですが、基本的にリキュールは"割って"飲むお酒です。ものによっては中々消費しきるのが難しいものもありますよね。
頂き物などでなければ、自分で買うときは賞味期限がどのくらいなのかを考えて、サイズ等も見合ったものを選びたいですね。酒屋さんであれば買うついでに賞味期限について聞けばおおよそどの程度かは教えてくれるハズです。
やはり、賞味期限中に飲めたほうが美味しいですからね。
リキュールの楽しみ方は様々
前述したようにリキュールは割って飲むお酒なので、飲みはじめたけど思ったより減らなくて、賞味期限中に飲み切れなかった・・・ということもあるかもしれません。しかし、逆にいえば飲み方や楽しみ方が色々あるということ。色々なもので割ってみるも良し、お菓子作りなどに使うも良し。色々試してみて、賞味期限中に飲んでしまいましょう。
最後に
リキュールにはモノによって美味しく飲める"賞味期限"があるということがわかりましたね。
ただし、この賞味期限はあくまでおおよそのものであって、絶対に飲み切らなければならない、消費しきらねばならないというものではありません。賞味期限を気にしすぎて、無理に飲みすぎてしまったり、お酒を楽しめなくなってしまっては本末転倒です。「リキュールには美味しさの賞味期限があるんだな~」くらいの認識で、お酒をより楽しむための知識として持っておきましょう!
リキュールの系統によって賞味期限が長かったり、短かったり・・・お酒の席での豆知識として話をしても楽しいかもしれませんね。
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