古都京都に乾杯!京都でおすすめの日本酒の銘柄と飲める店を大特集!
2016/06/07
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2016/06/22 更新
『真澄(ますみ)』は長野県内で最も出荷されている日本酒の銘柄だそうです。もはや長野の日本酒と言えば『真澄』と言っても過言ではないでしょう。そこで今回は、そんな長野を代表する日本酒『真澄』の魅力に迫っていきたいと思います。
長野県諏訪市に蔵を構える「宮坂醸造株式会社」が醸す日本酒の主要銘柄が『真澄』です。
寛文2年(1662年)創業した日本酒の蔵元です。
なんと350年以上の歴史を持つ、老舗の造り酒屋なんです。
現在は諏訪蔵と富士見蔵の2ヶ所で日本酒を造っています。
宮坂醸造
所在:長野県諏訪市元町1-16
TEL:0266-52-6161
FAX:0266-53-4477
また真澄は「協会7号酵母」発祥の地としても知られています。
もともと真澄の酒蔵に住み付いていた酵母で、昭和21年に発見されました。
協会7号酵母
発見当初の七号酵母は日本酒に華やかな吟醸香を醸し出す酵母でした。
しかし長い間に少しずつ性格が変化し、現在では「落ち着いた香りとバランスのとれた味わい」の大人びた日本酒を醸し出す酵母となっています。
七号酵母は発見から60年以上経た今でも、全国の約60%の酒蔵で活躍しています。
諏訪大社上社の宝物殿に奉納されている「真澄の鏡」が、日本酒『真澄』命名の由来だそうです。
真澄の鏡
真澄の蔵元である宮坂家は、もともと諏訪を治める諏訪氏の家臣でした。
戦国時代、諏訪氏・武田氏・織田氏の戦乱に翻弄された末、刀を捨てて酒屋となったそうです。
「諏訪で半生を過ごした松平忠輝公(徳川家康の六男)が座右に置いた」
「赤穂浪士の大高源吾が喉越しを絶賛した」
などの逸話も残る、江戸時代後期から存在する日本酒ブランドです。
農家との間に親戚のような関係を築くために、蔵人が田植えを手伝っているそうです。
農家の方々と一緒に日本酒を飲んだり、酒蔵を見学してもらったりもしているそうです。
日本酒の醸造や醗酵に関する科学的知識を具えた「社員蔵人」
生き物を育てるプロである「農家蔵人」
この2つのコンビネーションで日本酒『真澄』は醸されています。
精米・洗米・浸漬・蒸米など、なるべく微生物が関与して欲しくない工程は機械化しています。
逆に麹造り・酒母・モロミの醗酵など、微生物が係わっている工程はすべて手作業で行っています。
真澄オリジナルの七号酵母で醸した、落ち着いた風味の癒し系日本酒です。
気取らずさり気ない味わい、穏やかで落ち着いた香りが楽しめる日本酒です。
身体に心地よい上質な透明感がある、低アルコールの日本酒です。
アルコール度数12%でありながら、日本酒らしい香り・味わいがしっかりあります。
フルーティーな香りと軽快な味わいが楽しめる日本酒です。
改良を重ね味わいを進化させ続けた、黒ラベルが目印の日本酒です。
今や真澄の看板商品と言えるでしょう。
透明感があり、辛口ながら柔らかさも兼ねそなえた味わいが楽しめる日本酒です。
真澄が手間と時間を要する「山廃造り」で醸した、味わい深い日本酒です。
幅のある味わいに心地よい酸味が加わり、料理の味を引き立ててくれます。
ふくよかな香りとほのかな酸味を具えた味わいが楽しめる日本酒です。
早春の八ヶ岳に咲く可憐な花をイメージして醸された日本酒です。
海外でも人気抜群の真澄です。
瑞々しい芳香と軽快でなめらかな味わいが楽しめる日本酒です。
信州産米「美山錦」を原料に、真澄発祥の7号酵母を用い、山廃造りで醸した日本酒です。
海外でも人気が高く、自然で穏やかな芳香とバランスのとれた味わいが楽しめる日本酒です。
真澄の諏訪蔵の品評会出品酒です。
この一本が真澄の蔵元に数々の栄冠をもたらして来ました。
極めてフルーティーな芳香と清涼感ある味わいが楽しめる日本酒です。
真澄が醸す純米酒の最高峰です。
2014年より、真澄の富士見蔵の品評会出品酒になりました。
格調高い芳香と深みのある味わいが楽しめる日本酒です。
いかがでしたでしょうか?
長野県を代表する老舗酒造が、伝統の技と最新技術で醸す『真澄』。
近年では杜氏も変わったらしく、ますます楽しみな蔵元の一つです。
ぜひ一度飲んでみてください。
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