ラム酒って白、ゴールド、スパイスラムに茶色があるけど原料は同じ?
2016/06/19
SayakaTani
2016/05/16 更新
おしゃれなイメージを持たれている方も多いかもしれないラム酒ですが、今回はそんなラム酒の原料についてまとめました。ラム酒の原料は日本にもなじみ深いとあるもの!さてそれではそんなラム酒の秘密とおいしさのわけを探っていきます。
ラム酒とぱっと聞いても使い方が多く、一つのイメージにまとまることは少ないのではないでしょうか?今回はそんなラム酒の原料についてまとめてみました。どんな原料をしようしているのでしょうか?
ラムの原材料はサトウキビであるが、ラム発祥の地とされるカリブ海の島々にはサトウキビは自生していない。1492年、クリストファー・コロンブスによるヨーロッパ人のアメリカ海域への到着以降にヨーロッパ人がこの海域にサトウキビを持ち込んだところ、気候が合ったため、カリブ海の島々はサトウキビの一大生産地となった。
ラム酒の原料はサトウキビなのです。カリブの島国が原産国。ここからケーキなどのお菓子作りや飲料としての歴史をスタートさせています。
そんなラム酒にも原料は同じながら様々な種類があるのをご存知でしたか?
まずはどんな種類があるのかをチェックしてみましょう。
ホワイトラム 味や香りが弱い分クセが少なくカクテル向き
ゴールドラム 適度な味と香り、バランスが良い
ダークラム 味や香りが強い。ストレートでも飲まれる。
ラム酒は原料は似通っていたり同じでもタイプが異なっていたりします。
ラム酒は全部が全部同じというわけではありません。
飲み方・使い方に適したものを使用する必要がありますので注意が必要です。
ラム酒の原料はサトウキビと申しあげましたが、サトウキビをどうしたのか。酒造方法で種類分けがなされます。
いったい原料をどのように扱うとどのように変化するのでしょう?
サトウキビは収穫後、茎を粉砕し圧搾機で絞りジュースを作る。このジュースを発酵、もしくは加水し発酵させたものがアグリコールラム(農業ラム) となる。また、サトウキビのジュースを煮沸して結晶化した砂糖を取り出した残りが廃糖蜜(モラセズ:Molasses)となり、この廃糖蜜を発酵、もしくは加水し発酵させたものがインダストリアルラム(工業ラム) となる。
サトウキビを砂糖に精製する際の副産物となるモラセスが原料です。
ほとんどのラム酒がこのインダストリアルラムになるといわれています。
皆さんがよく目にするのはこちら、原料の副産物がベースとなります。
先ほどのモラセスではなくサトウキビの搾り汁をそのまま原料に使用しているのが特徴です。
原料であるサトウキビのしぼり汁を贅沢に使用しており甘さが特徴の一品です。
甘いお酒が好みという方は迷わずこちらで満足できるはずです。
おしゃれでおいしいラム酒は多くの方から根強い人気を誇っています。
みなさんがご存知のラム酒はどの製造方法でしょうか?
さてラム酒の原料の使い方でタイプまでもが変わることがわかりましたね。
お次は風味による種別です。
ラム酒の種別も様々あり、私たちを楽しませてくれます。そんなラム酒の原料サトウキビをどう使うのか、原料の使い方での種別がひとつ、そして今回は香りです。
さてラム酒の原料の使い方でタイプまでもが変わることがわかりましたね。
お次は風味による種別です。
ラム酒の種別も様々あり、私たちを楽しませてくれます。そんなラム酒の原料サトウキビをどう使うのか、原料の使い方での種別がひとつ、そして今回は香りです。
柔らかい口当たりとほんのりと香る甘い香りが特徴のしつこくないラム酒です。
ラム酒入門者にはおすすめ。原料のサトウキビらしさはあまり感じないと思います。
控えめな風味と味わいが特徴であるライトラム。サトウキビから砂糖を作る際の副産物であるモラセスと水を混ぜて醸造酒を作り、連続式蒸留器で蒸留させた後、ホワイトオーク樽やタンクで短期間熟成させたものがライトラムです
少し風味が強くなります。
ラム酒らしい味わいと原料であるサトウキビらしさが発揮され始めます。
しつこすぎないラム酒が好きという方にはうってつけ、軽く味わえるラム酒です。
生産国によって、フレーバーや個性が異なってくる。例えばプエルトリコ産は、カラメルによる着色がほとんどなく、熟成が長く、甘い香りを放つ。キューバ産は、カラメルにより濃く着色されたタイプと、辛口でシャープな味わいのタイプ。
色や味、香りが濃く、まさにラム酒の王道を行くタイプ
ストレートやロックで飲まれることもあり、まさにラム酒上級者向けといった感じです。
心の底からラム酒が好きであったり原料の味わいを強く感じたい方にはこちらがおすすめです。
ラムは普通、サトウキビの絞りかすを煮詰めて砂糖の結晶をとったあとの糖蜜から作られるんですけれども、地方によってはサトウキビの絞り汁をそのまま水で薄めて造ることもあります。
製品も短期熟成から長期熟成までさまざま、アルコール度も40~75度までとさまざまです。
原料のさとうきびのうまみ甘みを存分に使ったラム酒がいいのか。
それとも原料の風味をほのかに残した程度のものがいいのか、好みによって大きく変わってきそうですね。
原料が癖が強いこともあり、好き嫌いも大きく変わってくるのではないのでしょうか?
いかがでしたか?原料は同じでも製造のしかたで大きく種別が異なってくるのがラム酒の特徴です。
原料の味をフルに生かすのか、軽く飲みたいだけなのか
気分によって飲み分けることもできますね。
ぜひご自分にあったラム酒を見つけてみてくださいね!
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