古都京都に乾杯!京都でおすすめの日本酒の銘柄と飲める店を大特集!
2016/06/07
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2016/02/29 更新
温度が高い所や直射日光の当たる所で保管された場合は品質劣化が速く、賞味期限は短くなります。日本酒には大きく2つのグループがあります。1つは、加熱処理された日本酒。もう1つは、加熱処理されていない日本酒、生酒です。このグループの違いで賞味期限は異なります。
日本酒の賞味期限ってどのくらいなの?
基本的に日本酒に賞味期限というものは存在しませんが、美味しく飲める期間というのは存在します。日本酒の種類によってもその期間は変わってきます。以下が日本酒の種類毎の美味しく飲める期間の目安です。
①通常の日本酒(過熱処理がされている)
約1年間
②生酒・生貯蔵酒(加熱処理がされていない)
約6~7ヶ月間(冷蔵保管の場合)
日本酒を保存する際に気をつける点3つ
①:光に気をつけよう
2:温度管理も大事
3:なるべく空気に触れないように
番外編:長期熟成酒について
日本酒には長期熟成酒といって、製造から長期間に渡って保存された日本酒も存在します。古酒を製造するメーカーの組織「長期熟成酒研究会」によれば、「満3年以上蔵元で熟成させた、増醸酒を除く日本酒」を長期熟成酒として定義しております。独特の風味と色合いを持ち、ファンも多いです。基本的に長期熟成酒は始めから長期熟成を前提として造られている場合が多く、貯蔵も特殊な環境で行っていることが多いので、ご家庭で日本酒を熟成させるのは中々難しいでしょう。
そもそも、酒の賞味期限とは
酒には賞味期限の記載義務がない
まず大前提として、雑菌が繁殖しにくいアルコール飲料には『賞味期限』の記載義務がありません。(※1)したがって、日本酒でも記載されているのは「いつ製品化されたか」と言う基準による『製造年月』のみがほとんどでしょう(メーカーが自主的に賞味期限を設けている場合もあります)。
変化=劣化?
ではこの「変化」はイコール「劣化」なのでしょうか?この判断こそ大変難しいところです。
例えば一般的な「味の変化」の傾向として、しぼりたての「溌剌としたフレッシュな味わい」を求めるならば1日でも早く呑んだ方が良く、逆に「幅のある深い味わい」を求めるならば一定期間時間を経過(熟成)させたもののほうが良い場合もあります。
生酒やにごり酒の賞味期限は?
「生酒やにごり酒の賞味期限はどのくらいですか?」とのご質問も多くいただきます。生酒は「生」であるがゆえ、そしてにごり酒もその「にごり」ゆえ、取り扱いが難しいと思われるのでしょう。
まず「生酒」ですが、特徴は文字どおり、殺菌(日本酒の場合、多くは熱殺菌)をしていない「生」であると言うことです。
結論:酒は、美味しい内が賞味期限
当蔵の『賞味期限』に対する本音は、1ヶ月だろうが1年だろうが、そして10年モノだろうが、とりあえず味見して「旨かったら呑む」、「好みでなかったら料理酒にするなり、風呂に入れるなりして活用するがオススメ」としか言い様が無いと、
日本酒の賞味期限(生酒)について
生酒はしぼられてから、一度も加熱処理がなされていない日本酒をいいます。
新鮮な香味が特徴ですが、品質の変化が起こりやすいのも生酒の特徴です。
「生酒」はラベルに必ず「要冷蔵」「冷蔵庫にて保管」などの注意書きがあります。
これは生酒には以下の特徴があるからです。
① 日本酒の原料である米麹に含まれていた糖化酵素などの酵素の活動は温度の上昇と共に活発になり酒の劣化が早まる。
② 日本酒を白濁させる「火落ち菌(乳酸菌の一種)」が温度の上昇で増えて日本酒の劣化が早まる。
日本酒の賞味期限の目安
生酒ではない通常通りの熱処理を行った一般的な日本酒の賞味期限はこれといった決まりはありません。しかし最近では多くの蔵元が「製造年月日から約一年程度」という目安を出しています。
生酒は前述の通り、殺菌処理を行っていないので、通常の日本酒にくらべて品質の劣化リスクは高いということが言えます。それを加味した上で、賞味期限の目安を「製造年月日から半年程度」としているところが多いようです。
にごり酒と呼ばれる日本酒です。こちらはその名の通り透明ではなくにごったお酒です。このにごりはもろみ成分というもので、本来であれば日本酒の製造過程において濾されるものを敢えて残したものとなっています。
にごり酒は、通常の日本酒に比べても品質が変化しやすいとされているため、出荷時の状態がもっとも飲みごろであるとも言えます。そのためなるべく出荷から早い段階で楽しむ日本酒と言えるでしょう。
日本酒がおいしく飲める「賞味期限」を確認する方法って?
日本酒の「賞味期限」はおいしく飲めるかどうか
日本酒の賞味期限といっても、賞味期限が過ぎた日本酒は飲めなくなる、賞味期限が過ぎた日本酒は捨てなければならない、ということはありません。
日本酒の賞味期限はあくまでも「瓶詰状態から味の変化があまりなく、おいしくいただける状態」のことで、中には賞味期限を越した独特な味わいのものが好きな方もいるそうです。
ですが、それはお酒によって好みも別れますし、せっかくのおいしいお酒を台無しにしてしまう可能性もあります。なので、できる限り最初のおいしい状態で飲んでください。
まずは製造年月を確認しよう
まず、日本酒には製造年月というものが記載されています。この製造年月は日本酒が瓶に詰められた日のことで、小さい酒蔵やその場で瓶詰してもらった場合などは手書きで記載されていることもあります。
日本酒の賞味期限は保存方法や種類によって変わってくるのですが、どのような状態であれ、この製造年月からどれくらい経っているかによって「おいしく飲める期間」かどうかを見分けることができます。
日本酒の賞味期限を確認したいのであれば、まずこの製造年月をチェックしましょう。
通常の日本酒はこの製造年月から1年以内に飲もう
お店で販売している日本酒などは加熱処理されているものがほとんどです。この加熱処理された普通の日本酒は、先ほどご紹介した「製造年月」から1年以内であればおいしく飲むことができます。
「生酒」であれば急いで飲むように!
今はやりのスパークリング清酒は直ぐに飲もう
ただしこの賞味期限は「未開封」の場合!
日本酒の保存方法は?
蛍光灯の光、太陽の光には気をつけて
保存温度が高いと、味が落ちてしまう
開けたらすぐに飲むように!
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