カルピスとビールで作るカクテル「ダブルカルチャード」ってなに?
2016/04/03
pikapita
2016/02/26 更新
ビールには、小瓶・中瓶・大瓶と分かれていますね。実際、内容量はどれくらい入っているのでしょうか?また、なぜその量が入っているのでしょうか。ビールの大瓶に関する疑問を解消していきましょう。ビールの大瓶の豆知識があるだけで、飲み会の場で話題になるかも!?
ビールの大瓶の容量は、中途半端。
瓶ビールの容量というのは大瓶が633ミリリットル、中瓶が500ミリリットル、小瓶が334ミリリットルです。
実は、ビールの大瓶が中途半端な容量には理由があった。
日本におけるビールの大瓶の醸造は1853年から始まりました。多くの会社がビールを販売していましたが、ビールの大瓶のルールが統一されていませんでしたので、様々な大きさのものを利用していました。その後、新しい酒税法を作るにあたって大瓶のビールの大きさを統一するようになりました。そのときの一番少ない会社の大瓶のビールの容量が633ミリリットルだったので、大瓶のビールは633ミリリットルで統一されたのです。
小瓶も中瓶も大瓶のように決められた
小瓶も中瓶も同様の理由で容量が決まっています。中瓶は容量が分かりやすいですが、小瓶も中途半端な数字ですね。最近の居酒屋では、小瓶や大瓶よりも中瓶のビールが多く注文されています。
時代の流れで、ビールの大瓶は少なくなってきたのかも?
以前は、ビールの大瓶が多く注文されてきましたが、若者のビール離れや、ビールの値段が上がってしまったこと原因かもしれません。また、ライフスタイルの変化によって、家庭用のビール需要を長年支えていた大瓶のビールも姿を消し始めました。ビールの出荷割合も、2012年には瓶:20%、缶:46%、大樽:34%と、瓶の割合が一番低くなっているので、これからどんどんビールの大瓶を見なくなってしまう可能性もあります。
大衆居酒屋には、昔ながらの大瓶のビールがあります!
ビールの大瓶は減少傾向にはあるけれども、一部の年齢層にはとても需要があります。レトロな雰囲気の大衆酒場や、地域の傾向でビールの大瓶を抱えている居酒屋もあります。個人経営のお店でも見かける機会が多いでしょう。
まだまだビールの大瓶があるところも!
その他にも、宴会場のある旅館や、冠婚葬祭のときなど、さまざまな場面でビールの大瓶を見かけます。昔ながらのお店だけでなく、こういったふとしたときに大瓶を見かけると嬉しい気持ちになりますね。
適量は、ビール大瓶1本分が目安
百薬の長といわれるビールは、飲み過ぎると病気に関わるぐらい危険だが、適量ならば健康に良いです。その目安となるのが、ビール大瓶1本分、633mlなのです。
好きなビールを禁酒しないようにうまく付き合おう!
ストレス社会のなかで、気分転換などの理由から日常的にアルコールを飲む人が増えています。自分の満足のいくまで毎回飲んでいるよりも、こうした健康的に飲める目安量が分かったほうが良いです。
ゆっくり飲むこと
飲むペースが速いと、それだけ肝臓に負担がかかります。ビールの大瓶1本分まで飲んでいいからといって、ガブガブ飲んでしまうとついついもっと飲みたくなってしまいます。また、少量でも一気に飲むほうが酔いが回って気持ちが良いという方も、長期的に見てもやはり肝臓の負担がかかるので注意しましょう。目安として30分以上かけて、ゆっくり飲むようにしましょう。
おつまみを上手にとる。
ビールを空腹の状態で飲むと、吸収が速まり肝臓には大きな負担となります。これも酔いが早く回るのが良いという理由で飲んでいる人は注意しましょう。肝臓だけでなく、胃にも負担がかかり、逆流性食道炎につながります。また、野菜や果物、ナッツ類には、たんぱく質やビタミン・ミネラルが多く含まれています。肝臓がアルコールを分解するときに必要な栄養素が揃っているので、上手に摂取しましょう。さらに、果物に含まれる果糖には、アルコールの分解を助ける働きもあります。
肝臓を休ませることも大切
肝臓はけっこうタフな臓器で、2日間くらい休ませると機能を回復すると言われています。よく飲む人でも、週に2日はアルコールを飲まない「休肝日」をつくることが大切です。
ビールは本当にお酒の中でも親しまれています。多くの方に愛されていたビールの大瓶は少しずつ姿を消していますが、なくなることはないでしょう。それは、古き良きお店に置いてあったり、健康としてのものさしとしても利用されていたりします。ビールの大瓶だけでもいろいろな側面があって、愛着が沸いてきますね。
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