2016/01/27 更新
ビールの賞味期限はどれくらい?賞味期限が切れたビールは飲めるの?
買いだめしておいたビールやお中元やお歳暮で頂いたビールを保管しておいたら、いつのまにか賞味期限が切れていた・・・なんてことありませんか?ビールの缶や瓶のラベルをよくみると賞味期限が記載されています。さて、賞味期限が切れたビールは飲めるのでしょうか?
賞味期限とは「美味しく食べられる期限」です。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、美味しく食べられる期限を示しています。賞味期限内に美味しく食べましょう。ただし、期限が過ぎても食べられなくなるとは限りません。保存がきく食品に表示されており、3か月を超えるものは年月または年月日で、3か月以内のものは年月日で表示されています。
”美味しく食べられる期限”を示します。賞味期限を表示した食品は傷みにくいので、期限を過ぎても、すぐに捨てる必要はありません。
スナック菓子、即席めん類、缶詰など
賞味期限内に食べるのは◎、期限切れを食べるのは△
もったいない! 賞味期限が切れていてもすぐに傷むわけではありません。保存や調理法を上手に行い、無駄な廃棄を少なくしましょう。
食品の期限表示は、開封前の期限です。一度開封したら、期限表示に拘らず早く食べましょう。食品に表示されている保存方法を守りましょう。保存方法の表示がない場合は常温で保存できます。
加工食品には消費期限または賞味期限のどちらかの期限が表示されています。(一部の食品を除く)
賞味期限が切れたからといって、品質が劣化し、いますぐ飲めないという事ではないようです。
では、ビールの賞味期限はどれくらいなのでしょうか?
各メーカーのビールの賞味期限は、おおよそ製造から9ヵ月となっています。
缶ビールでも瓶ビールでも賞味期限は同じ9ヶ月が標準基準だそうです。
但し、一部の地ビールは製造行程の違いから賞味期限が短いものもあるようです。
缶や瓶で密封されているのに、9ヶ月とはちょっと短い気がしますね。
では、賞味期限が切れたビールは飲めるのでしょうか?
先に話したように、賞味期限はあくまでも美味しく飲める期限ですから、賞味期限が切れたビールでも味は保証できませんが、「飲めます」が答えです。
では、賞味期限が切れたビールはどれくらいまでなら美味しく飲めるのでしょうか。
賞味期限が過ぎたビールは・・・
・味や風味は落ちる
・炭酸がなくなり、泡立ちも悪くなる
・ビールの色が濁る
そして、瓶ビールの方が缶ビールよりも早く劣化するそうです。
賞味期限が切れたビールでも、缶ビールなら賞味期限から6ヶ月以内、瓶ビールは賞味期限から3ヶ月以内が目安です。但し、保存状態や季節によって変わります。
あくまでも目安の期間ですので、なるべく早めに飲んだほうが良さそうですね。
賞味期限が切れて、日にちがだいぶ経ち、もう飲めるレベルではないと判断した場合、そのビールはどうしましょうか?そのまま捨てるのはもったいないです!
では、どんな使い道があるのでしょうか。調べてみました。
◆掃除に使用する
ビールに含まれる、アルコール、ビタミンE、酵素などの成分が油や汚れを分解してくれます。
キッチンのガス台やレンジの油汚れ、フローリングの掃除にも最適です。
◆ 料理に使用する
肉にビールをつけておくだけで、肉が柔らかくなります。ビールに含まれるホップとアルコールが肉を柔らかくしてくれるそうです。
天ぷらの衣を作る時に水の代わりに使用すると、カラっと揚げることができます。
◆植物にあげる
ビールの発酵した糖分が草の栄養になり、肥料の代わりにもなるそうです。
ただし、あげる場合は薄めてください。
今回は賞味期限が切れたビールについて調べてみました。
賞味期限が切れてしまったビールでも、ある程度の期間は美味しく頂けることが分かりました。
しかし、買いだめしておいたビール、お歳暮やお中元で頂いたビールが、いつのまにか賞味期限が切れてしまった時は、料理や掃除に活用するなどしてみて下さい。