2016/01/11 更新
ワイン好きの人は必見!意外と知らなかったフルボディワインの世界♪
ワインが好きな人は、「フルボディが好き!」って人が多いですよね!その理由は、「香りや味わいがしっかりしている感じ」とか、「満足感があって、飲み過ぎないような気がする」などなど。今回この記事では、じっくりとフルボディのワインについてお伝えしたいと思います。
ワインの説明で「フルボディ」という言葉を目にしたことはありませんか?どんな料理に合わせやすいか、色々と書かれていても、「どんなワインなの?」って思った人も多いかもしれません。そこでまずは、ワインの風味を表す「ボディ」という表現についてみてみましょう!
ボディとは?
一般的に赤ワインに対して用いられる場合が多い。ほとんどの赤ワインは甘みを多く含まないため、甘口/辛口の表現の代わりに『ボディ』という 《味わいの豊かさ》 を表現する用語として使われます。
フルボディとは?
『フルボディ full-bodied』とは、英語圏では「密度の高い」という意味をもち、最も的確にイメージを表現している言葉かもしれません。日本では、“味の濃い”、“濃厚な”、“コクのある”、“重厚な”、“豊かな”、“重い”、“ふくよかな”、“肉付きのよい”..といった意味で使われています。
ちなみに「フルボディ」以外に2つのボディがあります。まずひとつ目は「ライトボディ」。これは軽めのあっさりしたワインです。渋みが少ないので、赤ワイン初心者にも挑戦しやすいタイプです。2つめは「ミディアムボディ」。「フルボディ」と「ライトボディ」の中間で、ほどよいコクがあり、料理に合わせやすい赤ワインと言われています。
①カーニヴォ カベルネ・ソーヴィニヨン [2013]年
こちらはカリフォルニアのフルボディワイン。ローダイというブドウ産地のワインで、気候条件から酸味と果実感のバランスのとれたブドウが栽培されています。こちらに使用しているのは主にカベルネ・ソーヴィニヨンで、その他少量のメルロ、プティシラーズがブレンドされたフルボディワインです。
商品名のカーニヴォとは、肉食動物や肉を食べるのが大好きな人の事を言うそうで、とにかく肉料理に合うフルボディワイン!熟成した樽の香りや、エスプレッソやチョコレートを思わせる完熟したブドウの風味を楽しめるのだそうです。黒いラベルも印象的。ラベルの中心部あたりが、肉食獣が爪でひっかいた様なニュアンスとなっており、遊び心が感じられるフルボディワインです!
②コノスル ピノノワール 20バレル リミテッド エディション
チリの人気ワイーナリー、コノスルのフルボディワイン。こちらは20樽(約6000本)の限定生産の最高級シリーズになります。どのワインもコスト・パフォーマンスに優れたワインで、高い評価を得ているコノスルですが、なかでもコノスルが力を入れているのがこのピノノワール!フレッシュなチェリー、ストロベリー、プラムなどの果実の香りに、タバコやなめし皮のニュアンスも感じられるのだとか。口当たりがまろやかで、赤ワイン初心者にもおすすめのフルボディワインです。
コスパ的に評価の高いコノスルの中でも、特に高い20バレルズ、ピノ・ノワール。香りは少し弱いですが、テイストは大満足です。この値段でこのレベルはホント期待以上でした。若いので開くのに時間がかかるようで、抜栓翌日のほうが、良くなってました。次回はデキャンタしてからと思います。
もちろん、これはリピ決定の1本でした。
購入した人は、「2000円位で、こんなピノノワールが飲めるなんて!」と高評価のコメントが多く、味、香りともに満足出来るフルボディのワインのようです。
③【ファン ヒル】 ホアン ジル シルバー ラベル
4世代に渡ってワインを造り続ける、スペインフミーリャを代表するワインメーカーボデガのフルボディワイン。フミーリャでは何世紀にもわたってワイン造りが行われいて、夏は暑く、冬は氷点下になるほど寒さが厳しい大陸性気候の土地柄です。ここで育てられるブドウはモナストレル種。粒の小さいブドウからは、香りが高く、色調、アロマ共にリッチなフルボディワインが造られます。
香りの余韻が残るフルボディの赤ワインが好きです。これは近所のワインショップで買って感動した品物です。かなりお得な価格になっていたので6本まとめて買いました。嬉しい~~~~
このフルボディは、香りが長く持続するのが特徴で、ブルーベリーやブラックベリーなどの果実やオリエンタルなスパイスの風味が楽しめるのだとか。ワイン評論家のロバート・パーカー氏も、コスト・パフォーマンスの高さを絶賛しているフルボディワインです。
おすすめフルボディワイン ①”カーニヴォ カベルネ・ソーヴィニヨン”に合う料理♪
簡単牛肉でサラダ
材料 (2人分)
焼肉用牛肉2人前
玉ねぎ 1個
砂糖,みりん,しょうゆ各大さじ3
にんにく 適量
唐辛子適量
レタス 適量
カイワレ1パック
カーニヴォ”カベルネ・ソーヴィニヨン”はお肉に合うフルボディワインなので、このレシピを選びました。調味料を手作りすると、辛さなどが調節出来ていいですよね!カベルネ・ソーヴィニヨンは苦味や渋みがあるブドウ品種なので、焼肉など油っぽい料理と合わせると、後味がさっぱりとして美味しいですよ!
おすすめフルボディワイン②”コノスル ピノノワール 20バレル”合う料理♪
簡単ミニヒレカツ
材料 (2人分)
豚ヒレ肉(カツ用)10枚
小麦粉適量
卵1個
パン粉適量
キャベツ 1/4
塩胡椒少々
カツ用ソース適量
ピノノワール は渋みが少ないブドウ品種なので、鶏肉や豚肉料理が良く合います。口当たりがまろやかなコノスル ピノノワールにはヒレカツもGOOD!揚げ物の油っぽさも、フルボディワインを飲めばスッキリとします。
おすすめフルボディワイン③”ファン ヒル ホアン ジル シルバー ラベル” に合う料理♪
材料
マッシュルーム1パック10個くらい
ベーコンスライス3、4枚
フランスパン適量
ニンニク 1片
鷹の爪1/2本
ドライパセリ少々
塩、胡椒少々
スペインのワイン、”ファン ヒル ホアン ジル シルバー ラベル”にはアヒージョを合わせてみてはいかがですか?アヒージョはスペインの代表的な小皿料理。手軽に出来て、ちょっとしたおもてなし料理としてもいいですよね!
いかがでしたか?おすすめのフルボディのワインや、それに合う料理などをご紹介してきました。価格も2千円位で、普段の料理に合わせやすいワインをセレクトしてみました。フルボディのワインというと、値段が高めの印象ですが、最近はコスト・パフォーマンスの高い物も増えてきているようです。
フルボディのワインといっても、ブドウの種類によって香りや風味などタイプは様々。色々な国の物を試してみて、フルボディワインの楽しさを実感して頂けると嬉しいです!