古都京都に乾杯!京都でおすすめの日本酒の銘柄と飲める店を大特集!
2016/06/07
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2016/06/24 更新
福井県の日本酒『黒龍』は、福井県に限らず日本を代表する日本酒として有名です。その稀少性や高価なことから「幻の日本酒」と呼ばれ、古くから日本酒通を唸らせてきました。そこで今回は、そんな『黒龍』の魅力に迫ってみようと思います。
黒龍は福井県の黒龍酒造株式会社が製造している日本酒のブランドの一つです。
白山山系の雪解け水と、東条の山田錦・大野の五百万石といった酒造好適米によって造り出された最高級の日本酒です。
黒龍は澄み切った香りとふくらみのある米の味わいで幅広い世代から人気を博しています。
黒龍酒造
本社
所在:福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38
TEL:0776-61-0038
FAX:0776-61-3833
兼定島 酒造りの里
所在:福井県吉田郡永平寺町松岡兼定島11-58
TEL:0776-61-6110
FAX:0776-61-6111
創業は文化元年(1804年)と、200年以上の歴史を持つ老舗の蔵元です。
『黒龍』以外に『九頭竜』という銘柄の日本酒もリリースしています。
黒龍酒造がある松岡町を流れる「九頭竜川」の古名、「黒龍川」に由来して命名されました。
九頭竜川
初代石田屋二左衛門により文化元年(1804年)に創業されて以来、黒龍酒造は酒質の向上を常に目指し、造る日本酒の8割が吟醸酒というこだわりを持っています。
昭和初期から造りにこだわった高級路線を目指し、難しいと言われていた大吟醸の市販化を成功させました。
この頃から黒龍酒造の高品質少量生産のスタイルが培われて来たのです。
黒龍酒造では霊峰白山山系の雪解け水を使用しています。
大自然で濾過された雪解け水は福井県最大の河川「九頭竜川」に流れ込みます。
九頭竜川では川の清らかさを象徴するように鮎やサクラマスが育っています。
そんな大自然を育むパワーを備えた九頭竜川の伏流水から『黒龍』は生まれるのです。
『黒龍』の日本酒らしい、軟水の特徴が活きた軽く軟らかくしなやかな口当たりを生み出します。
黒龍酒造の日本酒造りを支える米は2種類あります。
酒造好適米「山田錦」の生産地として特A地区にランクされている兵庫県東条地区の「山田錦」と、福井県大野産の「五百万石」です。
黒龍酒造では全ての日本酒に高品質な酒造好適米を使用しています。
選び抜かれた最高品質の米を丁寧に磨き上げることで、洗練された『黒龍』の日本酒が生まれるのです。
黒龍の代名詞とも言える、高級で稀少価値のある『幻の日本酒』をご紹介します。
※スタンダード レンジの日本酒は割愛させていただきます。
大吟醸
兵庫県産山田錦使用
精米歩合40%
参考価格
720mL 4,000円
1,800mL 8,000円
日本酒にワインの熟成を応用し、全国に先駆けて1975年に市販に成功した大吟醸酒です。
ロングセラーの日本酒で、黒龍のフラッグシップと言えるでしょう。
蔵人の情熱が上品な果実香と上質な味わいを生み出します。
[ 限定品 ]2月販売予定
純米大吟醸 生酒
兵庫県東条地区産山田錦使用
精米歩合35%
参考価格
720mL 5,000円
新鮮な香味と繊細な味わいを併せ持つ日本酒です。
純米大吟醸酒で生酒の最高峰と言えるでしょう。
明治初期の生酒に使用していた「火いら寿」の版木から名付けられました。
[ 限定品 ]6月、10月販売予定
大吟醸
兵庫県東条地区産山田錦使用
精米歩合35%
参考価格
720mL 5,000円
1,800mL 10,000円
日本酒を絞る時に使う「酒袋」より、自然に滴り落ちる一滴から「しずく」と名付けられた大吟醸酒です。
黒龍の名を日本酒の最高峰たらしめている日本酒と言えるでしょう。
洗練された吟醸香のある、透き通るように綺麗な味わいの日本酒です。
[ 限定品 ]11月販売予定
大吟醸
兵庫県東条地区産山田錦使用
精米歩合35%
参考価格
720mL 5,000円
蔵人が眠る間も惜しんで醸した、香味豊かな大吟醸酒です。
黒龍の中では、一番上品で繊細な日本酒と言えるでしょう。
出来が良い原酒を、末広がりで縁起の良い八十八号タンクに集めたことから命名されました。
[ 限定品 ]11月販売予定
純米大吟醸 斗瓶囲い
兵庫県東条地区産山田錦使用
精米歩合35%
参考価格
720ml 10,000円
純米大吟醸酒を「斗瓶囲い」と呼ばれる独自の方法で熟成させた日本酒です。
新鮮でエレガントな香りとうまみが特長です。
初代蔵元の名を取って「二左衛門」と命名されました。
[ 限定品 ]11月販売予定
純米大吟醸 熟成
兵庫県東条地区産山田錦使用
精米歩合35%
720mL 10,000円
純米大吟醸酒を低温にて長期熟成させた、まさに究極の日本酒です。
黒龍酒造の屋号である「石田屋」と命名されました。
皇太子殿下も愛飲していることでも有名な日本酒です。
いかがでしたでしょうか?
ネット オークションなどではさらに高額で取引されている、まさに『幻の日本酒』と呼ぶに相応しい『黒龍』をご紹介させていただきました。
もし飲む機会に巡り合えたなら、それは物凄く幸運なのかもしれません。
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