身体をあたためて綺麗になろう♡冬に嬉しいホットワインの作り方
2016/01/04
Nijiko
2016/03/31 更新
本場スペインで日常的に好まれ飲まれているサングリア。甘くてフルーティなサングリアは、普段お酒を飲みなれない人にも好評です。そんなサングリアの美味しい飲み方ってどんなのでしょう。いろいろな飲み方を探り、自分流のスタイルを見つけてみませんか?
サングリアはスペイン・アンダルシア地方の、赤ワインを甘みのあるソーダやオレンジジュースで割り、カットフルーツとシナモンを少し加えた飲み物のことです。
スペイン語で「赤い血」を意味するサングレから名付けられただけあって、本場では赤ワインを使って作ります。しかし最近は、白ワインを使った「サングリア・ブランカ」も多くなってきました。
本場スペインでは、普段感覚的な飲み方をされるドリンクです。「バル」と呼ばれる大衆酒場や各家庭で気軽に飲まれる国民酒で、ホームパーティや仲間たちと集まった時に、大勢でワイワイしながら楽しむ飲み方が一番似合うドリンクです。
サングリアの美味しい飲み方①:そのままで
シンプルに、よく冷してそのままストレートで、という飲み方でも十分美味しいです。
この飲み方が、サングリアそのものの味が良く分かるのではないでしょうか。
特に自家製サングリアなどは、入れるフルーツによって味も変わりますね。
サングリアの美味しい飲み方②:ロックで
氷を入れてロックで楽しむのも、夏向けの飲み方です。
この飲み方では、氷にこだわるのがいいかもしれません。冷蔵庫の氷や、または市販のクラッシュアイスなど、氷の大きさや量などにこだわってみるのも楽しいかも。
サングリアの美味しい飲み方③:凍らせたカットフルーツを入れて
よく冷えたサングリアのアレンジの飲み方として、凍らせたフルーツを入れて飲むと、より一層フルーティーになり爽やかさが増します。
生のフルーツを凍らせるのが面倒な場合は、缶詰のフルーツをよくシロップを切ってから凍らせてもOKです。
あるいは、凍らせたフルーツとサングリアを一緒にミキサーにかけてスムージにする飲み方も夏向きですね。
サングリアの美味しい飲み方④:ホットで
夏に冷して飲む飲み方が好まれるサングリアですが、意外にも冬場はホットでいけます。
作り方も簡単で、サングリアの材料を混ぜ合わせたら鍋で温めるか、果物を抜いて電子レンジでチンするだけ。
適温は60℃程度なので、沸かし過ぎには要注意。
寒い冬におすすめの飲み方です。
材料①:フルーツ
フルーツは次の3種類を用意します。
● オレンジ
● レモン
● りんご(赤、青)
この3つを入れることで、本場の味に近くなるそうです。
お好みで、イチゴや桃などを加えてアレンジしてもOKですが、まずは基本の3種類から試してみてください。
材料②:ワイン
本場スペインではもちろん赤ワインを使います。
そもそも、安くてあまり美味しくない赤ワインを、美味しく飲もうとしてできたのがサングリアの始まりとも言われているので、安いワインで十分です。
材料③:リキュール
また赤ワインだけではなく、スピリッツやリキュールも加えます。
アルコール度数が上がりますが、香りや深みが増すそうです。
ブランデーやベルモットなどがおすすめです。
材料④:リキュール
本場スペインでは、ソーダはオレンジやレモン風味の炭酸飲料を使います。
これは、ファンタオレンジか、あるいは三ツ矢サイダー、スプライトなどで代用できます。
材料⑤:砂糖
砂糖は通常の白砂糖でも、あるいはブラウンシュガー、シロップなどでOK。
まずは一度お砂糖なしで作ってみて、味見をしながら自分好みに調整しましょう。
材料⑥:シナモン
シナモンスティックは入れても入れなくてもOKです。
なくても十分美味しいです。
ただしシナモンパウダーは止めておきましょう。
① 大き目のピッチャー(果実酒用の瓶や、麦茶ポットなどでもOK)を用意します。
② フルーツをカットします。棘のある果物(桃、キウイなど)は皮を剥き、それ以外は皮ごと切ります。
輪切り、ダイス状など、お好みの大きさにカットします。
③ ピッチャーの1/3ぐらいになるようフルーツを入れます。
④ 赤ワイン、リキュールをピッチャーの半分ぐらいになるように注ぎます。
⑤ 砂糖とシナモンスティックをお好みで加え、よく混ぜ合わせます。
このまますぐ飲んでも大丈夫です。あえて寝かせる必要はありません。
⑥ 氷を加え、ピッチャーの上までソーダを加えて、完成。
作る器によって分量は変わりますので、上記のレシピを目安に、あとは自分流の味になるよう味見をしながら調整しましょう。
サングリアは生のフルーツをたくさん使うため、欲張ってたくさん作っても長期保存には向きません。アルコールにフルーツを漬け込むのは梅酒なども同じですが、アルコール度数が低いので保存できないんです。
出来立てほやほやを楽しむ飲み方がオススメというわけですね。
でも中には半日とか冷蔵庫で寝かす人もいるようです。
基本的には、飲む直前に作って、飲み切ってしまうようにしましょう。
長くても、半日~1日程度で飲み切るのがベストです。
こどもサングリア
ドリンクにフルーツを入れる、これって子供も大好きな飲み方ではないでしょうか?
でも普通のサングリアにはアルコールが入っています。
そこで、お子様用のサングリアはいかがでしょうか。
赤ワインの代わりにぶどうジュースを使えば、ほら、簡単こどもサングリアの完成。
お誕生日にいつもと違うこんなジュースの飲み方をしたら、きっと子供も大喜び間違いなし!
またアルコールの苦手な方も、サングリアの雰囲気を味わうことができるのではないでしょうか?
薬膳サングリア
もともと赤ワインにはポリフェノールが含まれています。
体に良いと言われるポリフェノールと、薬膳の食材を掛け合わせたものが薬膳サングリア。
こうすると、美容にも健康にもよい飲み方になりますね。
サングリアジャム
飲み方のアレンジというより、食べ方になるかもしれませんが、サングリアの残ったフルーツを加熱してジャムにするのも手です。
残ったフルーツから種などを取り除き、砂糖や蜂蜜を加えて加熱するだけ。そのときワインの香りがしますが、完成時には抜けているのでお酒の弱い人でも大丈夫。
パンやヨーグルトに混ぜて食べると美味しいですよ。
サングリアゼリー
これも飲み方アレンジではないですね。
サングリアを使ったゼリーは、加熱してアルコールを飛ばすこともできますし、そのまま使えば大人のゼリーになります。
漬け込んだフルーツも一緒にゼラチンで固めれば、サングリアゼリーの完成です。
メキシコ産サングリア「サングリータ」
実はもう1つ、サングリアという名前がついた飲み物があります。
それは何かというと、メキシコのトマトジュースベースで作られるノンアルコール飲料です。
サングリータとも呼ばれるこの飲み物は、テキーラの正しいチェイサーとして一緒に飲まれ、塩、唐辛子なども入っていることから「飲むおつまみ」と言われています。
作り方は簡単、オレンジジュースとトマトジュースを1:1で混ぜ合わせ、そこにライムを適量混ぜるだけ。トマトが苦手な人でも独特の臭みがなくなるため大丈夫だとか。
いろいろなサングリアがあるものですね。
いろいろなメーカーからサングリアが発売されています。
自家製サングリアは長期保存向きではないのですし、手軽にサングリアを楽しみたい場合も簡単に手に入っておすすめです。
アサヒビール「ヴィニャ・アルバリ サングリア」
赤ワインをベースに、レモンやオレンジの果実感がある甘さすっきりのサングリア。
ストレートでも氷を入れても、アレンジを加えても、と飲み方は自由です。
サントリー「バルで飲んだサングリア」
オレンジを丸ごと入れて、果皮由来の自然な香りと甘さを引き出したフルーティーなサングリア。
本場スペインのバル(バー)で提供される自家製サングリアを再現した味わいです。
オススメの飲み方は、よく冷すこと。そうすることで、より果実の爽やかな味わいと、果皮由来ののほかな苦味を引き立ちます。
メルシャン「ギュギュッと搾ったサングリア」
20、30代をターゲットにしたサングリア。
みずみずしいフルーツの美味しさが楽しめます。
飲み方は、まず混濁果汁を使用しているため、ゆっくり瓶を回して全体を均一にしてから飲みましょう。冷やしても、氷で割っても、どの飲み方でも美味しく楽しめます。
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