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    どうしたらいいの!?ワインのテイスティングを乗り越える方法!

    ワインテイスティングってどうしたらいいの?そんな悩みに答えるワインのテイスティングについての知識をまとめてみました。これさえ知っていれば、ハードルの高そうなワインテイスティングを乗り越え、気軽にワインを楽しむことが出来ます!

    そもそもワインのテイスティングって何?

    少し高級なレストランなどでワインをボトルで注文した際に、「テイスティングをどうぞ」なんて言われたことありませんか?

    え、テイスティング?何をしたらいいの?そんな疑問を頂かれる方も多いはず。そもそもワインのテイスティングとは何を目的としてものなのでしょうか。

    ワインのテイスティングをする目的は、ワインに劣化や腐敗がないかどうかを確認するために行います。ここでくれぐれも気を付けて頂きたいのは、好みの味かどうかを確認するためのテイスティングではありません!

    ワインのテイスティングの手順

    ワインをテイスティングをする際の手順を簡単にまとめました。これさえ知っていればテイスティングに怖いものなんてありません!

    手順その1

    ボトルを注文した後に、ラベルを見せてくれます。これは注文したワインと合っているがどうかを確認するためです。ワインはコルクを抜いてしまうと、もう商品として売り物にならなくなってしまいます。この時点で、間違っていないかちゃんと確認しましょう。
    注文したもので間違っていなければ、コルクを抜きグラスに少し注いでくれます。

    手順その2

    グラスに注がれたワインは、グラスを手に持ち目で色を確認します。この時に不純物がないかどうかを確認します。そして、鼻に近づけて香りを嗅ぎ異臭がしないかどうかを確かめます。時計とは逆回りで2、3回回すと香りが立ちますので、不快な臭いがしないかを確認しましょう。

    手順その3

    最後は実際に味わってみて確認します。酸っぱい味など異常な味を感じたら、店員さんにその旨を伝えて確認してもらいましょう。

    ここまでのテイスティングに問題が無ければ、「大丈夫です」と伝えるとワインをグラスに注いでくれます。

    テイスティング時の注意点

    マナー違反には気を付けよう!

    ワインは時に、コルクが腐食していてワインに異臭がしたり異物が混入してしまうという事が起こります。テイスティングはボトルで注文した際に、そういったいわゆる不良品でないかどうかを確認する作業です。

    ですが、ワインに不具合があることは滅多にありません!テイスティング後のワインは、大きな問題が無い限り取り替えてもらうことは控えましょう。

    テイスティングをさせてもらうと、好みの味でない時に違うワインに変えて欲しくなるかもしれません。ですが、テイスティングしたワインに異常がない場合に変えて欲しいという事は、マナー違反となりますので気を付けましょう。

    ワインを楽しむ際の豆知識

    ワイングラスの持ち方

    ワイングラスは、他のグラスと違って上部の本体を持たないようにしましょう。これはワインが体温でぬるくならない為です。ワイングラスはステムと呼ばれる柄の部分を持つようにしましょう。

    ワインを注いでもらう時

    ワインを注いでもらう時には、ビールなどのようにグラスを持ち上げないようにしましょう。ワイングラスは基本的に持ち上げず、テーブルの上で注いでもらいます。気になる時には、テーブルに置いたままステム(柄)をそっと支えるように持つこともできます。テイスティング時も同様ですので、気を付けましょう。

    ワインのテイスティングは気軽に楽しもう!

    ワインのテイスティングを難しく考える必要はありません。テイスティングは不良品ではないかの確認だけですから、「テイスティングの手順をちゃんと踏まないと恥ずかしい!」と考えるより少し飲んでみて美味しいと感じれば笑顔でそう伝えればいいのです。

    テイスティング時にグラスを傾けてうんちくを語るより、素直にワインそのものを楽しみましょう。テイスティングも肩肘張ること無く、分からないことがあれば店員さんに尋ねることができます。また不要であればテイスティングは断ることもできます。テイスティングしても色や味の違いなんて分からないし、という方はそのまま飲んでしまうという手段もあります。
    ただラベルだけは確認しないと、間違ったものを飲んで会計時にトラブルとなってしまう可能性もあるので、きちんと確認しましょう。

    ワインは気軽に飲めるお酒です。高価なワインの際にはテイスティングは怠れませんが、仲間内で楽しむ際にはテイスティングも気軽に行って、美味しい料理と美味しいワインを心行くまで楽しみましょう。

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